みなさん、こんにちは。
19世紀にウイーンの医師 Chvostek により初めて示された。
耳介の前面下部にある顔面神経の走行部位を打腱器で軽く叩く。
筋肉の過敏性亢進による表情筋収縮を見れば陽性。
これは反射ではないのでクボステック反射とは呼ばないこと。
図で示すように、C領域(クボステック点)とS領域(シュルツ点)、およびサイドバーン領域をすべてそして両側をそれぞれ複数回叩くようにする。
この試験では偽陽性が多い。
両側収縮があること、連続した複数回の収縮がみられるのること、眼輪筋の収縮も必須とする。
口角の軽い動きは筋肉の収縮ではなく打鍵器で叩いた影響で動いてみえることがあるので注意を要する。
この試験が陽性となる疾患は低カルシウム血症、低マグネシウム血症、そしてアルカローシスである。
これらが原因でおきた場合は、テタニーとも呼ぶ。
偽陽性がみられる疾患には以下のようなものがある。
錐体路障害、ジフテリア、麻疹、猩紅熱、百日咳、腸チフス、扁桃腺疾患、結核、粘液水腫、などである。
錐体路障害で起こる偽陽性は「反射」である。
低カルシウム血症でこの試験が偽陰性となる状況としては低カリウム血症の合併がある。
低カリウム血症によって筋肉の興奮性が減弱するからである。
この場合、低カリウム血症を最初に補正するとクボステック試験が陽性となりうる。
図 クボステック試験
図の説明:C領域(クボステック点)とS領域(シュルツ点)、およびサイドバーン領域(黒色の範囲)を示す。
写真:嘉手納町役場の外観
これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。
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