みなさん、こんにちは。
前回クイズの答え:5
ポイント:巨細胞性動脈炎(大血管炎)疑いではESR(1時間値)を測定する。
&nbs . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
今回から新たなケースです。
ケース:77歳女性、関東在住。
主訴:発熱、体重減少、頭痛
既往歴、飲酒・喫煙:とくになし。
3週間前からの発熱、体重減少(3キロ、5%)、頭痛(左側頭部痛)あり。
食事などで額跛行(顎の痛みが出現してものを噛むことが . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
Choosing Wiselyは、エビデンスに基づいた診断や治療の選択ができるように、医師・患者対話を促すための世界的キャンペーン活動。
目的は、有害事象につながるリスクの高い過剰診療や価値の低い検査を減らしましょう、である。
具体的な活動として、各国の臨床医学系学会は . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
徳田:身体所見では、図も参考にしてください。
三角筋の減少で、両側の鎖骨と上腕骨で「四角形の3辺」をつくる形状をSquare-off徴候と呼びます。
図:皮下脂肪の減少(上腕三頭筋の表面、胸部前面)と筋肉の減少(三角筋)
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みなさん、こんにちは。
徳田:これはゴールドスタンダードが最も重要。
病歴と診察所見からなる。
表にまとめた。
表:栄養状態の主観的外観評価subjective global assessment (SGA)の項目
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病歴
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みなさん、こんにちは。
徳田:低栄養の診断スコアがあります。
LAW (Lymphocyte Count, Albumin, Percentage Weight Loss)というもので、血液中のリンパ球数、血清アルブミン値、そして体重減少値(%)から計算されます(図)。
スコア値のカットオフ値は747.2で、これ以下のときに . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
ケースの続きです。
徳田:前述の45%から陰性尤度比0.27で、検査前確率は18%となります(図)。
レジデント:結果は、低栄養なさそう、ということですね。
ラボデータ等を用いた多変量スコアなどもあるのでしょうか?
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2020/05/03
2020/05/04改定
2020/08/01改定
COVID-19提言書 その3 地域の皆様へ緊急協力のお願いとロードマップ
COVID-19のパンデミックが拡大しています。そこで、提言書3を提出します。そのコンセプトは、「命(医療)か経済」の選択ではなく、両方を守るための『攻めるCOVID-19対策』の出口戦略です。医療界と産業界、行政、学術機関で . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
徳田:低栄養スクリーニングツールmalnutrition screening toolというのがありますね。
体重減少と食欲低下による摂取量低下で判定するスコアです(表)。
表:低栄養スクリーニングツールmalnutrition screening t . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
ケースの続きです。
徳田:そうですね。ここで、高齢患者ということで、事前確率20%と仮定すると、検査後確率は0.45となります(図)。
レジデント:まだ、半分以下の確率ですね。
徳田:そうで . . . 本文を読む