先日、人生2度目になる献血に行ったわけです(決して“お菓子目当て”で行ったわけではありません...)
日本ではよく見かける“献血”だが、世界的にはポピュラー(一般的)ではないようだ。ZUYAの手元にある日本赤十字社の2008年のデータを見ると世界の国で、国内でほとんど全ての赤十字社が血液事業を行なってる所はオーストラリアなどたった22ヵ国しかないのだ。事業の一部として行なっている国で138ヵ国。
一切行なっていない国は27ヵ国あり、驚いたのはその27ヵ国に(いわゆる)先進国であるカナダやイギリス・フランスが含まれている点だ。もちろん宗教上の事情やHIV問題への偏見等もあるのかもしれないが
先ほどカナダの友人からのメールの返信に 『 こないだの地震以来献血に行くようにしたんだよ~ 』 と書こうとしたが、ふと思い立って調べてみると上記のようにカナダの赤十字は行なっていなかった。そう送信直前に内容は書き換えたが、もし送っていたら友人達はどう思ったのであろうか? 一度機会があれば聞いてみたいものだ。
よく映画やドラマの世界で血液や臓器売買と言った事例を耳(目?)にするが、海外では現在でもそれらは深刻な問題である。ZUYA自身の経験でも海外に住んでいてお金に困った時、“血でも売るか?”と言われてびっくりしたことがある
日本でも献血活動はもう長い間定着しているが、実際はここ数年減少傾向にあるそうだ。それは若者の“献血離れ”が原因だそうで“他人を助ける”と言う感覚が遠のきが“個人主義”が広まりつつあるからだそうだ。実際今年から献血可能な年齢が男性に限り18歳から17歳に引き下げられている。それでも人気絶頂のプロ・ゴルファー、石川遼選手をCMに起用したりして今一度血液事業を安定化をはかっている。
もちろん、それだけが唯一の方法ではないけれど“助け合いの心”と言うのは人間が失ってはいけない、特に日本は稲作文化が作り上げた独特の“グループ精神”がありそれはいつまでも残って欲しいものではないかと思うわけであります。
各言うZUYAは幼少の頃からそれが嫌いで“外国かぶれ”になったと言う噂もあるが...