そう 『 終戦記念日 』 です
本来は先の大戦で命を失った方々とその身内の方々、そして苦しんだ人々に粛々と哀悼の意を表するべき日。ですが世の中そう簡単にはいかず、某神社の周辺では毎年騒々しいことになってしまう。世の中にはまだこんなに“偏った人々”がいるんだと目の当たりにすることになります
日本では一般的に今日が終戦の日ですが厳密にはポツダム宣言を受け入れ降伏した日であり、正式には太平洋戦争は翌月の9月2日のアメリカの戦艦ミズーリ上での調印式を持って終了となるわけです。
毎年この時期になると戦争に関する報道やドラマ、映画などメディアで取り上げられることが多くなりますが、その数は年々減少しているように思えます
昨夜、テレビ朝日のニュース番組に20代の学者が出ていて熱弁を奮っていた。自分の持論を可能な限り話したいと言った雰囲気で間髪入れずに畳み掛けるような口調。実に“青さ丸出し”でした
でも彼の言った中で一つ心に残った(引っかかった)のが
『 日本は他国に比べ戦争のつめ跡を残そうとしない(言い換えると隠そうとしてきている) 』
と語っていた。比較の対象はアメリカ・ハワイの真珠湾に今も当時のまま沈む戦艦アリゾナやポーランドにあるアウシュビッツ収容所等だ。もちろん日本にも原爆ドーム等があるわけだがその数は少なすぎると。
この問題は簡単に口で言えるものではなく、ましてやZUYAさん如きがブログに書くものではない。ただ未だに日本の政治家の中にもあの戦争に対して賛否両論があるのだがらどうしようもない。つまり“悪いことしたわけではなく、当時の世界情勢が...”と来るわけだ。
これ以上書くと荒れそうなのでこの辺りで~
毎年この時期に聴きたくなるのはやはり John Lennon の 『 Imagine (イマジン) 』 だ。1971年に発表されたこのアルバム。“想像してごらんよ、国家も財産もない世界を~”とジョンが当時としては卓越した世界観をメロディに載せたわけだ
この曲は今も尚“平和を象徴するような歌”になっているが、最近では“宗教なんてない世界”と言う歌詞が問題になっており、イギリスではお葬式の場ではBGMとして流すことが出来ないとか。
この歌が世に出てから40年以上経過しているわけだが、世の中から戦争は一向に無くなる様子は無い。より民族問題や宗教問題が明確化・過激化してきている。特に“宗教が殺し合いを産む土壌になっている”と言う点は一向に改善されない
ジョンが生きていたらその後どんな詞を書いていたか想像してみたいものだ
Imagine | |
クリエーター情報なし | |
CAPITOL |
ZUYAさんが思うに人間と言うものが“我”や“欲”を持った動物である限り文明は発達し進化していく反面、争いは増す一方であると。でも諦めずに限りなく平和に近づく努力だけは小さなことでも怠らないようにしたいものですね~
peace