誰のせいでもありゃしない~♪
みんな俺らが悪いのか~♪
ZUYAさんより上の世代の方は、皆さんこの歌をご存知ですよね。原曲は1964年の曲で多くのミュージシャンがカバーしていますが、日本においては尾藤イサオさんが翌65年に「悲しき願い」として歌って有名になりました
尾藤さんと言えば、この曲や「あしたのジョー」辺りがよく取り上げられますが、日本の音楽シーンにおいて素晴らしい本物の歌唱力を持っていらっしゃる方の1人だと確信しています
先日の散歩の時に撮った写真
おはようございますZUYAさんです
さて「悲しき願い」の原題は「Don't Let Me Be Misunderstood」 です。何故この曲のことを思い出したように書いたかと言いますと、竹田和夫氏が近年ライブでレパートリーにされているのです
昨日は朝一からまぁ下らないことがあり、竹田さんのライブに顔を出そうかどうか迷っていましたが、おかげで吹っ切れました(笑)。昼休みにツアー・マネージャーの方にメールをして席を抑えてもらい、定時から10分過ぎで退社して急いで向かった先は自由ヶ丘にある「McCartney」と言うお店
以前にも書きましたが、自由ヶ丘は東京でZUYAさんが好きになれない(魅力を感じない)街の一つ。今回は駅を降りて訪れたことのないエリアを観ることが出来ましたが...まぁそれはまた別の機会にでも書きましょう(あればですがね)
職場から30分ほどで会場に到着し、顔見知りに挨拶を済ませるやいなやワインボトルをオーダーしてがぶ飲み。O.A.として熟年の2人組が演奏されている間に、2/3を飲んでしまい、メインの竹田さんの演奏が始まってからはチビチビと呑みましたよ
※O.A.=オープニング・アクト(前座ですね)
現在竹田さんはLos Angelsにお住いで年に2度日本でツアーを行っていらっしゃるのですが、そのライブにお邪魔する度に月日の進む速さを感じざるを得ません。ついこないだ秋のライブを荻窪で見たばかりなのに...ってね
ステージの詳細をここで書くつもりはありませんが、まぁ1から100まで勉強になることばかり。まさに日本の誇る素晴らしいギタリストのお一人ですね
ここ数ヶ月の間(いやいやそれ以上か...)泥沼から抜け出せないでいるZUYAさん。元々“季節の変わり目”が苦手なZUYAさんですが、職場でのストレス、一向に治まらない(膠原病と思われる)四肢の痛みがそれに輪をかけているようです
ライブが終わり関係者と話している時に竹田さんが近くにいらっしゃったので、挨拶をすると竹田さん所有のギター「Vox Virage」の話に。しかもZUYAさんも同じギターを持っていることをご存知だったのでビックリ(つまり...)。当ブログでも何度か登場していますが、久々に過去の記事を参考に書いてみます
このギターは“ワイフに内緒で買った最後のギター”です(いや、もう一本あるかも...)
ZUYAさんは色々なバンドで弾いていたので、そのバンドのサウンドやキャラクターに合わせて様々なタイプのギターを所有していました(or していてます)
セミ・アコーステック・ギター(通称セミアコ)と言うのがあります。ギターのボディが空洞になっていて中心部だけにセンターブロックと言う木材が入っているタイプ。完全な空洞の物(ホローボディ)はフル・アコースティック・ギターと呼ばれていますが、どちらもエレキギターの仲間です
以前ZUYAさんはそのセミアコの定番中の定番である「Gibson ES-335」と言うのを使っていたのですが、どうも個人的に納得がいかないサウンドでした。“この音って他のギターでも出るんじゃない?”と。それもありますが、どうもZUYAさんはギブソンのギターと言うのが肌に(性に?)合わないので現在1本も持っていません
今とても高値が付いているGibson ES-335
しばらくの間、ZUYAさんの愛人リスト(←ギターのことです)から、セミアコがいなくなったのですが2008年5月18日に、日比谷野音に 『 ブルース・クリエーション 』 の再結成ライブを観に行った時に、竹田さんが使っているのを見て、“おっ!あのギターは~ !?”と興味を持ったわけです
もうZUYAさんはギターヒーローが使っているとか外見で選ぶレベルではないですから、“実用性”を重視して試して回った結果、この VOX VIRAGE を手に入れました
ただこのギターを購入しようとすると、既に“第2世代”になっていて(ディマジオのピックアップが付いている)初期型は日本の誇る老舗ギターメーカー・フジゲン製作だったのに対し、第2世代はピックアップは“VOXオリジナル”に変更され、製作も他社に...
当然、この初期型は人気となり中古市場でもなかなか見かけないものとなりました。一般的に「VOX」と言うとThe Beatles等を始めとするブリティッシュ・インヴェンションのミュージシャンが皆使っていたアンプが頭に浮かぶし、ギターだとThe Rolling StonesのBrian Jonesが...
この「Virage」の特徴は何と言っても3つの音色が出るピックアップ。説明しますとスイッチで「シングルコイル」、「P-90」、「ハムバッカー」と切り替えが可能で、更にはリアとフロントで各々の音をミックスさせることが出来るので、音色の幅はとても広くなります
独特のボディ・シェイプと信じられないほどのウェイトなど、近年稀に見る素晴らしいギターだと思います。現在、どうしようもないギターが国内外問わず大量生産されていますが、やはり“古来手先が器用で根が真面目な日本人が真剣に作った物”はやはり最高だと思います(ギターに限ったことではないですが...)
さて今日はブログを更新しながらこれを聴いています
冒頭に買いた「Don't Let Me Be Misunderstood」の最も有名なカバー言えばThe Animals。その彼らの最初期の音源がほとんど収められていますのが本作
VocalのEric Burdonは素晴らしいですよ。ブルー・アイド・ソウルなんて軽い物ではなく当時のMick Jagger、Chris Farlowe、そしてEric Burdon達の“黒さ”は尋常ではないです
さて昨日はワインのボトルに始まり一晩でたらふく飲みましたので、今日の休みは程々にしておきます(←禁酒しろよな!)。今日は嫌なことを考えずに楽しく過ごせたら良いなぁ...
Have A Good Day,Folks!