こんばんはZUYAさんです
「心の旅①」お陰さまで好評でしたので、続きを書いていこうと思います。実は既に最終回の④まで“骨子”は書き終えていて、後は肉付きを良くするだけなのです(←なんか表現を間違えていないか?)
今回はBGMで、Stuffの93年の再結成アルバム「Made In America」を聴きながら書いています~
オリジナル・メンバーのRichard Tee(Key)が、その93年に49歳と言う若さで癌で逝ってしまいました。その追悼の意味を込めてメンバーが再集結し制作したのが本作です。リーダーのGordon Edwards(Bass)、Eric Gale(G)、Cornell Dupree(G)、Steve Gadd(Dr)、Christopher Parker(Dr)に加えてJames Allen Smith(Key)が参加。解散したとは言え、その後皆一線で引っ張りだこのスタジオ・ミュージシャンでしたから、ただの“焼き直しアルバム”ではなく聴きごたえ1000%です~
※長文です。お時間のある時にお読みくださいませ~
さて4月12日午前7時27分に四国は高松に到着したZUYAさん。この時点で今回の旅のプランで決まっていることと言いますと
「讃岐うどんを食べられるだけ食べる」
「こんぴらさんを詣でる」
「親友に会う」
それぐらいなものです。何はともかく昨夜はお酒を控えた(?)ので、早速行動開始します。先ずはお腹を満たしましょう~
ボストンバッグを駅のコインロッカーに入れてから、駅の周辺をじっくり観察してみると2軒のうどん屋が営業していました。一つは“小奇麗な店構え”、もう一方は“味のある雰囲気”。みなさんはZUYAさんがどちらを選ぶかは、想像がつきますよね。もちろん後者に入店しました~
ぶっかけうどんと、マイタケ天、とり天
讃岐うどんの店は大きく分けて3つになるそうな。普通の飲食店同様にテーブルに注文を聞きに来てくれる「一般店」、おぼん(トレイ)を持ってカウンターで麺やらトッピングを選ぶ「セルフ店」、そして麺の卸業が直営している「製麺所」のタイプ
さて「味庄」さん。外観だけでなく店内、店主夫婦、うどん、全てに味があり(店内の写真をパシャパシャ撮るのは控えました)、1発目から美味しいうどんに当たり幸先の良いスタートになりました。数多くの店で食べるには、「(お腹が膨らむので)天婦羅は食べない」と言う方法もあるそうですが、そんなの関係ねぇ(←これまた死語?)。食べたい物を食べて行きますぜ~
腹ごなしに港で船を観たり高松城址(中には入らず外から)を観たりしていると、高松と言えば“源平合戦の古戦場があったのでは?”と思い付きました。駅で場所を調べて琴平電鉄(通称「ことでん」)の一日乗車券を購入して、屋島に向かいました。かなりのローカル風情溢れる沿線でしたね~
※天守閣ではありません
琴平電鉄「高松築港駅」前のモニュメント
さて高松(築港)駅から15分ほどで、降り立った琴電屋島駅もかなりの雰囲気。一気に旅に出ている感が増しました。しばし待って100円のシャトルバスに乗って山上へ。上からの景色は圧巻の一言。平日の(そしてコロナ禍の)観光地はガラガラな上に、快晴とは言えないまでもまずまずの天気だったので絶景を独り占めでしたね~
小豆島を始めとする瀬戸内海の島々も数多く眺めることが出来ました。多過ぎて名前が覚えられませんよねぇ。後で知りましたが、山上にあった水族館は「日本で一番高い所にある水族館」だったようです。入ってみれば良かったかな~
あの上まで行くわけです~
屋島寺境内にて。雌の狸像ってあまり見かけないですよね~
お~っと声を挙げましたよ
高松市内を望む
さて時間は11時を過ぎました。少々早めのランチにすることに(←ただ呑みたいだけでは?)。バスで上がってくる途中で見かけた「ざいごうどん わら家」さんへ
先ずは瓶ビールと天婦羅の盛り合わせ。食べ応えのある天婦羅だったので、ビールをもう1本頂いてから「かま揚げうどん」を頂きました。つけ汁は、かなり重くて熱い一升徳利で供されます。残念ながら1人なので“桶”では出てこなかったのですが、美味しく戴きました~
古民家を使った店舗
酔い覚ましに側にある屋島神社を散策していたら、廃線となったケーブルカーを発見しました。一般的に廃線になると設備等すべて撤去されるものですが、何故か放置状態(※2004年営業休止、翌年廃止)。もうここぞとばかり写真を撮りましたよ。車止めを突き破っている風景は、映画007の「私を愛した女スパイ」のロープウェイが駅に突っ込むシーンを彷彿させます
再び電車に乗り高松へ戻り、自販機で紙カップの珈琲(←ここはケチるZUYAさん...)を飲みながら海を眺めながら物思いに吹けました。さて次はどうしたものか。全国的に有名な「栗林(りつりん)公園」と言うのがあるのですが、普段から散々日本庭園は訪れているZUYAさん。香川県に来てまでそれもなぁと考えた結果、とりあえず宿のある琴平に向かうことに。一日乗車券があるので、またもや「ことでん」に乗ってのんびりと約1時間。沿線風景は興味深く、やはり単独の山がポンポコあるので面白いです
琴平に着いて、最初に感じたのは「モノクロで撮るのにもってこいの町では?」でした。チェックインまでまだ時間があったのですが、荷物を預ってもらおうと川縁を歩いて宿へ。とっても優しそうなご夫婦が出て来て、気持ち良く預かってくれました~
この時点で天気は既に下り坂。宿は金比羅山参道にありまして、すぐさま参拝に向かいました。こちらもやはりかなり空いていて、お土産店に目をやりながらサクサクと登って行けました
今回大失敗だったのはほとんど下調べをして行かなかったので、「奥社(厳魂神社)」の存在を見落としてしました。御本宮より更に約1キロ、階段を更に583段登った所にあるそうで、そこからの景色が抜群だったとか。御本宮までは785段の階段で噂ほどでもないぁと思っていたら、そう言うことだったのですなぁ。まぁ行き当たりばったりの旅だったので、ご愛嬌と言うことで~
下に降りてくる頃には雨がパラパラ降り出し、一通り町中を歩いてから宿に戻りました。「ことぶき旅館」は部屋数は6部屋と、かなりこじんまりとした小さなお宿。初めは違う宿を予約したのですが、落ち着きそうにない混浴と言うことを後で知り、嫌ですぐさまキャンセルしてこちらに変更して大正解でした。“夫婦2人と猫1匹が営む宿”とのことで、猫の登場を心待ちにして、部屋に入り窓を開けて簾を上げると“フーテンの寅さん”になった気分です~
窓からの景色
案内されたのは2階に上がって最初の「梅」の部屋。30分後にお風呂の用意が出来きますと言うことで、時間を見計らって浴室に向かうと温泉ではないのですが、一人用の檜の湯船のある素敵なお風呂でした(※2人が入れるサイズの浴室も別にあるそうです)。結構歩きましたからね、珍しくじっくりと浸からせて頂きました~
風呂上りは真っ直ぐ女将さんに声をかけて、「食事の前にビール」をお願いしました。この手のタイプの旅館にしては珍しくアサヒ・スーパードライだったのは、ちと残念でしたが今回の旅は細かいことは気にしません~
夕食18時半まで少しうたた寝し(目覚ましをかけておいて正解~)、時間になって階下へ。猫さんはなかなか登場しませんが宿主は猫好きのようで、猫の飾りが色々と飾られてあります。食事処の広間に行くと、どうやらこの夜の宿泊客はZUYAさんだけであることを知りました~
「1泊2食付き」で約7,000円と言う民宿並みの料金でしたが、素敵な料理がテーブルの上に用意されていました。揚げたての天婦羅を持って来ると女将さんは奥に下がり、シーンとした広間で独り黙々と食べ始めるZUYAさん。再びビールでスタートしましたが、猫のラベルの付いた日本酒を頂くことに。口当たりが良くこれまた2本目へ~
食事中、猫さんの首輪の鈴の音は聞こえてくるのですが、御本人(御本猫?)さんはやってきません。そう言えば2本目のお酒を頼んだ時、女将さん思わず「え!?まだお呑みになるんです?」と声に出してびっくりされてました。だって、もう予定もないですし、雨が降る外にわざわざ出る気もしませんからね。全ての料理、瓶を空にして部屋へ戻りました(実は翌朝、デザートを食べ忘れていたことに気が付きました...)
まだ20時過ぎでしたが、昨夜は列車の中、そして夕方に多くの階段を歩いて程よくつかれましたので、とっとと寝ることにしました~
To be continued.
Have A Good Night,Folks!
都内でこういう駅見かける事が減りました。
Stuffも滅茶ツボです。ライブ大好きで。
生観戦の機会は無かったですが。
「Stuff」はミュージシャンなら、どんなパートの方でも必聴ですよね。そして聴いたことが無いと言う人とはは小生は口を聞きません~