こんにちはZUYAさんです
※ネットカフェまでやって来ました
今年3度目の大阪滞在も1週間を超えると、長年あれだけ自制出来ていた大阪弁が自然に出てきています(そりゃそうや、周りは大阪人ばかりやねんやからしゃーないわ...)
そして、それにも負けないぐらい涙を堪えなければいけないシーンも増えてきました。もう父が自宅に戻れる可能性はほぼありません。それをわかっているはずの母ですが、父への想いが垣間見えた時は...
でも母の前で涙は決して見せられません。心の中で泣くか、コンビニの前で堪えてハイボール缶を飲むかしています
ギター持って来てて良かったわ~
数日前、心が壊れそうになり“これではだめだ”と(友人たちのアドバイスに従い)残りの滞在中、自分だけの時間も作ることにしました。ちなみにもう1週間ほど滞在する予定です
43年ほど前、現在実家のある町にやってくる前に、その隣町に小学2年生まで住んでいました。カメラを持って43年振りにその地を訪れてみました
住んでいたマンションや通っていた小学校、通学路、放課後によぉ遊んだ所等々を見て回りました。その中でも最も思い出深い場所は、その頃に母がパートで働いていた本屋さん。幼稚園や学校から帰った後によく母に会いに行ったものです。(当時は小さくて可愛い)双子ちゃんでしたから、本屋のオーナー家族にもとても可愛がってもらったことを覚えています
その店を訪れてみますと、息子さんが継いだようでその奥様らしき方が店番をしておられました。当時は純粋な本屋さんでしたが、今や古書やレコード等も扱うお店に変貌していました
店内を一通り見て回ってから店番の女性に、“43年振りにこちらに伺いました。オーナー家族の皆さんお元気ですか?当時、母がパートをしていて...”と言っていたら、“失礼ですがお名前は?”と
“○○ですが...”
“あ~!あの○○さんですか、義母から今でもよく話を聞かされていますよ!”
ええどうやらZUYAさんの母は、オーナーの奥さまのお気に入りのパートさんだったようですね。くれぐれもよろしくお伝えくださいと言葉を残してお店を後にしました
さて時間は13時過ぎ。父の面会時間が近づいて来たのでそろそろ昼呑みランチにしないといけません。選んだのは駅前にあったうどん屋さん。中はカウンターだけのお店で、頼んだのはかき揚げうどんとお握り
うどんが出てくるまで、缶ビールを飲みながらお握りの横にサービスで付けてくれた漬物を食べていますと、どこぞの社長さんが入って来てZUYAさんの隣へ
「兄ちゃん、エエ革ジャン着たはるなぁ~」
そこからは変わり行くこの町の歴史、事情を色々と話してくれました。なかなかの顔役のようで、ZUYAさんの質問にはことごとく答えてくれました。名前ぐらい伺っておくべきでした
ちなみに隣の焼肉屋は、ジミー大西の兄貴がやってる店やで~と。楽しい時間のお礼を店主たちにも述べて店を出て目の前にある駅の改札口へ
タイミングが悪く次の電車は20分後。ならばと駅の傍で一服出来る場所を見つけて火を付けると、傍にある交番から映画「男はつらいよ」のリリーさながらの女性が足取りもリリーよろしくでこちらにやって来ました
まだ数メートル離れているところから、
「兄さん~、ご一緒させて~」
「うわぁ~兄さんカッコええわ~服装も洒落てるわ~」
もう全開トークで話しかけてきました。もうあまりにもリリー(浅丘ルリ子)にクリソツなんで言いましたよ、
「いやいや、姐さんこそ寅さんに出ていた浅丘ルリ子そっくりですやん~!」
「え、ほんまに~?何度か言われたことあるねん~」
「交番から出て来るところから、見てましたよ。姐さんもまだまだいけまっせ~」
と返すと、まぁ更にご機嫌になりボディタッチが…
少し顔が赤いところから、ホロ酔いだったと思います(そこはZUYAさんも同じだから特に言及せず)。ZUYAさんの出で立ちを見てトーシロではないと思ったとか、ここいらでビューティーサロンをいくつか経営していて年は60らしい。まぁ先ほどの社長さん同様によぉ喋りおる
やはりおいしい店教えてあげるわと何軒か教えてもらいました。よっぽど写真を一枚ぐらい撮らせて貰おうかと言うぐらいにリリーにクリソツでしたが、野暮なことはせずに寅さん同様に“また縁があったら何処で~”と別れました
駅に戻ると、またもや乗るべき列車が行ってしまった後…なんやねん
更に次の電車に乗り、実家のある駅の一つ前で降りて病院に向かいました。今回の滞在中でも父の認知症は進行しています。あんまり(仮にネガティヴなことを言われたとしても)真に受けないようにと心掛けて面会に行くようにしています。が、この日は開口一番、
「おまえは優しいええやっちゃやから誰からも好かれる」
まるで先ほどまでのやり取りを見ていたかのようなセリフでした。まぁ嬉しいよりも驚きでしたね
さて今夜は母に麻婆豆腐を作ってあげるので切り上げますね。もちろん丸〇屋なんて使わない、ZUYAさんらしい本格的なヤツですぜ~
Have A Good Day,Folks!
でも、今回は記事の内容すべてに大阪のあたたかさ、やさしさ、おおらかさがあふれていて💛✨✨✨
やっぱ東京都はちがうよなあ!これが大阪のみりょくやねん🎶なんて、大坂のことよく知らないけど思いました🍀✨✨
ビールとおにぎりとうどんをセットにすることろもステキです✨✨✨
クリンさ~~~ん。コメントありがとうございます。皆さん、なかなかコメントしづらいようで...誰かが口火を切ってくれたら変わるかも😝
さて大事なことを大阪に限ったことではないですが、皆が皆“郷土色を持った人間性”であるとは限りませんよ👀
大阪人(関西人)でも冗談も言わんやつもおれば、言葉のキャッチボールも出来ひんやつも一杯いてますよ~😉
ちなみに昨日もコンビニの喫煙スペースで女性から...㊙️
おはようございます。
このところのブログはやはり辛い内容。ZUYAさんらしく軽妙に語っていても心中の悲しさや歯がゆさが伝わってきて…どうコメントしても上滑りしてしまう気がします。
でも、そんな中でも心が緩むやり取りがあって救われますね。
お父様の言葉にも胸がつまりました。
いろんな想いが去来しているでしょうけれど、お母様にとってZUYAさんの滞在は本当に救いだと思います。
リリーさん(似のねぇ様)や顔役社長、なんとも大阪の方らしい開けっぴろげでフレンドリーな感じがいいですね!
誰にでもそうするわけではないでしょうから、やっぱりZUYAさんの中にあるオオサカが呼ぶのかも?
葉月
コメントありがとうございます。おっしゃる通り書いていて目に涙が溜まる時もありますが、書ける限りは書いています
☺️
こんなに何度も長く母と一緒に過ごすのも家を出て以来ですから25年振り⁉️
貴重な体験だと思っています(いつか書きますが、数日前に気晴らしに母と高野山へ)😉
リリーと(タコではない)社長との出会いは、改めて自分らしさとは何かかんがえさせられました。もちろんそこを突いて来た父の言葉も...✌️
まるで小説でも読んでいるように、
情景が目に浮かびます。
笑いあり、涙あり、人情あり。
ご両親との時間、大切にしてください。
ツボを得たコメントありがとうございます😉
今回の2週間以上の滞在は自分自身の人生もじっくり考えることが出来たように感じています👀
そして年老いた両親に対しても、小生らしくやれる限りはやれたと思います🤔
本日、恐らく最後になるであろう父との面会をして東京に戻ります。次は残念ながら、寿命を全うした時かと(まぁご存知の通り小生の人生はとんでもなく変化するので、まだまだ何があるかわかりませんが...)😅
正直、一番キツかったのは彼らの前で涙を見せないことでしたよ😣