東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

楽しいタウンウオッチングガイド

タウンウォッチング 銀座サザビー ゼネラルストア

2007-07-16 21:53:17 | 銀座・日本橋・人形町・東京・丸の内
 銀座サザビー ゼネラルストア
昨日、取り上げた「銀座ベルビア館」の向かいに、サザビーグループの集大成、つまりは旗艦店となる「ゼネラルストア」がある。
 サザビーグループの初期店舗は、「アフタヌーンティー」「アフタヌーンティータイム」が代表格。今や、SC常連のカフェと食器、生活雑貨店。その後衣料、花、チョコレートなどアイテムを増やし、色々な業態を展開している。
 その総合店がこのショップ。5階には、テナントだと思うが、美容院まである。
つまり、客層をOL、キャリアに絞り、生活に必要な商品、サービスをトータルで提供しようとする店である。「客層を絞り、商品の幅を広げる」という私の考える戦略と合致する。自社で難しい商品やサービスは、テナント、コラボレーション(提携)、OEMなどの手段で揃えていくことで可能にしていく。明るく、いかにも若い女性好みの店舗である。
(※この店では、認知度が高いアフタヌーン「ゼネラルストア」とビルの店名表示をしている)
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タウンウォッチング 銀座ベルビア館

2007-07-15 22:22:03 | 銀座・日本橋・人形町・東京・丸の内
 銀座2丁目の並木通り、富士フイルム本社跡地に「銀座ベルビア館」という9階建てのファッション飲食ビルができた。
 銀座のファッションというと、4丁目辺りから7丁目辺りの界隈が中心というイメージが強かったが、今やヨコ通りも2丁目あたりまで広がってきた。並木通りも晴海通りを渡った4丁目から2丁目へと活気を帯びてきている。その象徴が、サザビーグループのゼネラルストアに次ぐ、ベルビア館といえる。近くを交差するマロニエ通りは、秋にオープンする有楽町のマルイから銀座へ入る通りの事で、この辺りが脚光を浴びる事になりそうな気配である。
 このベルビア館は、美容KAKIMOTOのメンズグルーミングなどユニークなショップが入っており、今は客数が少ないようだが、徐々に定着していくと思われる。
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タウンウォッチング 下半期ヒット疑いなし!?ホテル「ペニンシュラ東京」

2007-07-14 13:27:42 | 銀座・日本橋・人形町・東京・丸の内
下半期ヒット疑いなし!?ホテル「ザ・ペニンシュラ東京」
2007年上期のヒット商品番付横綱は「都心のランドマーク(目印、名所)となる東京ミッドタウンや新丸ビルなど」だった(日経MJ)。5月のGWから6月にかけても、人波がたえなかった。
 その新丸ビル、丸ビルからから続く仲通りの外れに、ホテル「ザ・ペニンシュラ」が
9月にオープンする。香港の本店で、中2階ステージの弦楽生演奏を聞きながら、ロビーのカフェでアフターヌーンティーを楽しんだ方も多いに違いない。高い天井にプロペラ式の扇風機が回っている空間で、ゆったりと美味しいカフェとスウィーツ、慇懃なギャルソンのもてなしを楽しむ…なんて、想像すると植民地の邸宅で映画の主人公になったような夢想もする。
 玄関には、黒塗りのリムジンが待機し、セレブな芸能人や著名人が出入りする様を眺める期待も高まり、この辺りは時ならぬ人混みとなりそうだ。07年下期のヒット商品優勝(横綱)を争う事必至と見た…。
 因みに、このブロックには、大手町、丸の内、有楽町地区の(大、丸、有)街づくり協議会があり、持続可能な(サスティナブル)街を目指しているとのこと。帝国ホテルが三菱、三井、どちらの手に落ちるか(7/7投稿)、岡目八目的話題もあり、有楽町駅前には、新宿マルイの巨艦店が出来、銀座へとの続く「マロニエ通り」ルートが脚光を浴びたり、銀座を含めたこの辺りのタウンウォッチングが益々面白くなる。
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タウンウォッチング 新丸ビル 飽くなき美の追求!?

2007-07-12 21:50:38 | 銀座・日本橋・人形町・東京・丸の内
 飽くなき美の追求!? 益々綺麗になる女性!!
飽くなき女性の美の追求欲は衰えを知らないかのようだ。ビリートキャンプが超話題になったが、先ずは外見。豊かさは、果てしない道のようである。
 丸の内は、女性OL、キャリアの宝庫でもある。そこに目を付けて、新丸ビル3Fに誕生したのが、「私のキレイ御用達、マルノウチボーテ」という一角。ボーテとは、(美)のこと。白を基調に超明るい、クッキリ感のあるコーナーになっていて、おじさんには近寄りがたい空気感がある。
仔細に分析?すると、メークアップアーチストのプロデュースするメイク化粧品、大人世代の女性の化粧品、大人の女(ひと)対象のコスメ、ロンドンで誕生した天然原料の製品、日本を代表するブランドの集結、ネイルサロン、目元専門サロン(*目元専門とはスゴ~イ!)、LAセレブ御用達のスキンケア、自然の美学をデザインする化粧品、植物パワーを生かすコスメ、エステティック、美容サービス・コンサルティング……どうです!!切り口というか、コンセプトは限りなくあるモンだと感心してしまう。大手有名メーカーのコーナーが並ぶデパートの化粧品売り場の時代は終わりつつある!?
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タウンウォッチング 新丸ビル 男性化粧の時代が来た!

2007-07-11 17:00:34 | 銀座・日本橋・人形町・東京・丸の内
 男性化粧の時代が来た!

新丸ビルに、はっきり男性化粧(お洒落)をコンセプトにしたショップが出来て、話題となっている。 4階のクォミストという店(画像左手)で、爪の手入れをする、それこそミスト(霧)がかった?コーナーがあり、外から判然と見られないようになっている。或いは、眉の手入れをする小道具や男性臭の匂いを消すハッカを使ったおしぼりなどもある。ハッカと眉…相関は良く解らないが、メーカーから人が出ていてデモをやっているせいもあって、人だかりがしていた。但し、女性が関心を示しており、お客を見るだけでは女性向けの店の雰囲気(集まっているのは女性ばかり!?)。アンテナショップ的な新業態店と見られるが、ハンカチ王子、はにかみ王子がブームになる時代、(見た目)に気を遣う男性が増えるのは時代のトレンドであろう。
 この店は、手軽な男のお洒落を提供するのに対し、一方で、シュウウエムラ(東京ミッドタウン)といい、カキモト(銀座ベルビア館)といい、粋な男を演出する本格的な(グルーミング)が日本にも定着する兆しがある。

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タウンウォッチング 新丸ビルの贅沢感、ゆったり感

2007-07-10 22:58:34 | 銀座・日本橋・人形町・東京・丸の内
 新丸ビルの贅沢感、ゆったり感

今日、何回目かの新丸ビルぶらりウォッチングに行ってみた。観光的人混みも落ち着いて、ゆったりしたショッピングのそぞろ歩きが楽しめる。
 一店づつ、丁寧に寄ってみると訴えようとする中身が見えてきて楽しいものだ。ウォッチングの醍醐味といった所だろうか。(欲しいものがない)なんて、情けない話だと思う。
 さて、新丸ビルは、実に贅沢な空間の使い方をしている。画像の3層吹き抜けの休憩フロアなど、そのゆったり感を感じ取れる。各階に休憩ソファをおいているが、2Fだったか革張りの一流のソファをさり気なくおいて自由に座れるようにしている。1~2Fを結ぶ階段回りのゆったり感も良い気分だ。
 パサージュというヨーロッパの路地を散策するような感じもなかなか良い。歩く女性も自然綺麗に見えるというものである。5~7階の意外感のある飲食フロアとのミスマッチ感も不思議な面白さがある。丸ビルのカチッとしたフォーマル感に対し、新丸ビルには洒落ごころみたいなものがあって私には面白く肌が合うようだ。 
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キャッチコピーのセンス ジレット続

2007-07-09 22:18:13 | 新製品・商品ネーミング・キャッチコピー
 昨日のジレットのキャッチコピー続編…シェア70%の真偽!?
今日7/9(日経MJ)シック新製品の記事発見。外資は、ビジネスの見通しが立つと、日本法人を設立するのが常道。こちらも、シックジャパンとして日本展開。
 さて…、ジレットは、シェア70%を殺し文句の1つに使っていたが、今日の記事によると、シックジャパン調べで、日本では65%のシェアとのこと。こちらの方が実感がある。では、ジレットの70%シェアは何だろうと考えてみる。……ハハン、世界のシェアがジレット70%という訳であったか!?
 どちらもウソを言っている訳ではない。しかし、世界では…が抜けていたり、自社調べ…という落とし穴が潜んでいる。人の錯覚感覚を利用したすれすれ商法と言えるかも知れない。何でも疑ってかからないと騙されかねない世の中というのは、文明の堕落か影か。
 閑話休題。
シックの新製品戦略では、刃の多さを競う深ぞり競争よりも、刃は4枚刃のままで、ヒゲ、まゆの調整刃つきで若者を捉えようという戦略に転換という。
 シックは、女性用のカミソリも出しているいるんですね(ついぞ知らなんだ)。理容店のプロがやろうとする事に、忍び込んでくるのが技術の進歩。匠の技と進化した機械と競争を迫られるのが現代文明というものだ。こんな処にも、経験だけに頼る怖さを感ずる。

 さて、あくまで男性向け深ぞりで勝負するシック 対 お洒落心の若者や女性マーケットを狙うシックという図式が成り立ちそうだ。どちらに未来性を感ずるか、それは貴方のセンス次第という訳ですね。
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キャッチコピーのセンス シェア、開発期間を殺し文句にしたジレット

2007-07-08 11:51:14 | 新製品・商品ネーミング・キャッチコピー
 シェア、開発期間を殺し文句にしたジレット
偶然、カミソリ「ジレット」の新製品「FUSION5+1」の試供品を手にした。私は、ジレット愛好者で「ターボ3枚刃」を使っている。どうせ機能up→単価upの高単価シフト戦略だろう、その手は喰わないぞ…という感覚だったが、箱のこぴーがなかなかイケルので取り上げてみた。

 「世界初5枚刃+1枚刃」という大きな文字の頭に、(世界シェア70%を獲得しているジレットが、8年の歳月をかけて開発した最高傑作)の文字。
シェア70%=『シックがトップかと思っていたが、ジレットが70%シェアとは凄い、信頼度高いんだなぁ』
8年の歳月をかけた=『執念の産物か、技術者の情熱が伝わるなあ』
『』は、顧客の独り言を想像してみたもの。
さて、皆さんの受け止め方はどうだろう。
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タウンウォッチング 帝国ホテル経営権の行方は、三井か三菱か!?

2007-07-07 12:30:06 | 銀座・日本橋・人形町・東京・丸の内
 帝国ホテル経営権の行方は、三井か三菱か!?
帝国ホテル株の40%を所有する米投資ファンドサーベラスが全株売却を決めた…というニュース。ファンドにとって、「はげたか」と言われようが、何と言われようが、安い時に投資し、高く売り抜けるのがビジネス。それが資本の論理というものだろう。
 近年、都心の開発競争は、三菱対三井巨大グループの覇権争い的様相を呈してきた。丸の内ビジネス街をビジネスと商業のビッグエリアとして開発を進める三菱地所に対して、日本橋から六本木巨大開発のリーダーシップを取り、銀座の中規模開発を着々と進めてきた三井不動産。三菱にとって丸の内の身内のような隣接地区にある帝国ホテルは面子にかけて…という想いのある場所かも知れない。一方、三井にとって銀座は中規模開発を着々と進めてきた地区であり、日本橋、六本木に次ぐ都心開発の総仕上げ的意味を持つ場所、規模と言えるのかも知れない。
 最近の都心地価の値上がりと両者の覇権争い的ライバル意識は、ファンドにとって絶好の売却時期と映ったに違いない。この2社に絞って交渉するという。
 かってライト設計の名建築として、日本の近代ホテル業界を牽引してきた帝国ホテルがこのような形の歴史を辿るとは、想像も出来ないGlobal時代にあることを実感させられる。
 それにしても、ガッポリと利益を浚っていく外資ファンドのやり口には、株主でなくとも日本人にとって憮然たる思いがするのは私だけであるまい。
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タウンウォッチング 「イムスクラブ」7/25(水)新時代を拓く!?「丸の内~銀座」コース

2007-07-06 18:24:17 | Weblog
「イムスクラブ」(主宰・安岡裕二)7月のタウンウォッチング 
クラシック&モダンなアーチ(画像)がカッコいい「新丸ビル」(4/27open) !! 
「丸の内」から、世界のファッションタウンとして変貌するNew「銀座」へと巡るウォッチングです。
『新丸ビル~丸の内~銀座』 タウンウォッチング
07/07/25(水)・集合13.30~解散17.30(希望者で遊食会)
集合・東京駅丸の内北口改札(ドーム広場)

◎国際都市「東京」のゲートシティとして、巨大資産の丸の内地区に特化して開発を
進めるかに見える「三菱地所」に対し、六本木・日本橋の都心から、準都心、郊外に新SC(ららぽーと)、アウトレット、小商圏SCなど多様な業態開発を全国展開する「三井不動産」。際立った戦略の違いを見せる三菱VS三井…21世紀商業戦争の行方や如何に…!?

コース …「新丸ビル」~「TOKIA」~並木通り2丁目「銀座ベルビア館」~マロニエ通り~「4丁目界隈のデザイン」~「銀座ユニクロ」~「ZARA」~解散

「新丸ビル」…コンセプトは、「大人もわくわくする素敵な時間」。1階大理石の通りとガラスのアーチのデザインは、クラシック&モダンなヨーロッパ調の落ち着いた雰囲気で、古き良きヨーロッパの華を想わせる。1~2階のファッションフロアは、パサージュ(横丁、通路)というネーミングのようにそぞろ歩きの雰囲気。5,6、7階の飲食フロアでは、立ち飲みなど下町の居酒屋や名店など、庶民的、日本的匂いが一杯。この空気感は、三菱地所が丸の内に展開してきたブランドショップ・ストリート化路線とは違う“想定外”で面白い。
「TOKIA」…れんが造り東京駅の空中権を買い取って、高層化を可能にした飲食、オフィスビルで三菱地所が開発。大阪や仙台などから庶民的店を誘致して、繁盛している。
「銀座ベルビア館」…並木通り2丁目の元富士フイルム本社の跡地。(大人が楽しめる空間)として話題の9階建てのファッション・飲食ビル。美容KAKIMOTOのメンズグルーミングサロンなど。外観は御簾をイメージ。
「4丁目界隈のお洒落なデザイン建築」…シャネル、ヴイトン、松屋、オペーク銀座、アップルなど、夜の銀座をお洒落に彩るデザインが際立つ4丁目中央通り界隈
「ユニクロ」…カジュアル衣料分野で、世界ベストテンを狙うユニクロの戦略店舗。一見、不釣り合いな感じを受けるユニクロだが、銀座らしさを意識した工夫もあり、売上はなかなかに好調とか!?
「ZARA」…カジュアル衣料世界№2のスペインブランドが銀座へ進出。
「ハイエックセンター」…オメガ、ロンジン、ハミルトン、スウォッチなどブランド集積のスイス・スウォッチグループ旗艦店 
◎「音楽ビアプラザ・ライオン」(希望者で懇親会)℡03-3573-5355 名曲中心の音楽ライブレストラン。
※安岡裕二の発信する(タウンウォッチングの達人)ブログ{ホームページ}をご参考下さい。

●参加費;会員2.000円・非会員4.000円 *資料代・連絡費・レシーバー貸与代他                     
●参加申込は…オフィス「IED」 FAX0467-61-2421 又は《E-mail》 yasuoka@netlaputa.ne.jp
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当日 ご連絡先 ケータイ℡
※資料は当日配布にてご容赦下さい。

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