過日の報道で、厚生年金の給付水準は、
政府・与党が公約する「現役世代の5割確保」が達成できなくなるという(厚生労働省の試算)。
【注】厚生年金の給付水準
現役世代の男性が受け取っている平均的な手取り賃金に対する年金額の割合。
政府は2004年の年金改革で、モデル世帯(40年間サラリーマンの夫と専業主婦の妻)の給付水準を
「50%を維持する」と年金改革関連法に明記し、
50%を切りそうな場合は「所要の措置を講じる」と定めている。
「所要の措置」とは、何なんだろう?
役所がよく使う、分かった様な、分からない様な、意味不明言語。
どうせ、消費税や保険料率のアップなり、支給開始年齢の引下げに決まっているだろうけど、
何だか笑っちゃうね。
「所要の措置」なんて、さも次の秘策があるかの様な、もったいぶった表現をしているが、
プアなワタシごときに、即座に「負担増だろ?」と看過されるとは、
何という底の浅さよ! 尻の軽さよ!
2004年の政府+自・公による「100年安心」年金が、1年たたずして崩壊したことから、
年金について、政府や厚労省の言うことなぞ信用する者は誰もいない。
50%をきることだって、誰も驚かず、当然の話しが出たという印象。
まあ、厚労省は、国民のそういうあきらめムードを待っているんでしょうなぁ。
それを狙って小出しにしてくる。
うまいやり方というか、小ずるいというか、アタマの中は責任転嫁だけというか、役人根性まる出しというか、無責任というか、
何と言えばいいんやろね?
最近はやり言葉の「強欲資本主義」も、この伝統ある「官僚主義」には到底かなわない。
いや、違った。
今の時代、強欲資本主義と官僚主義はセットだから、
強欲が少し傷ついた今、片肺飛行を支えるべく、官僚主義は必死の状態。
そういう中で、政治のヒンコンと役人のムセキニン体制の結果にこれから直面するワタシはどうすれば良い?
若い人の参考に、ワタシ自身の年金に対する意識の変遷を書くと、
(1)会社勤めの頃 - 遠い先の話だし、給与から天引きされているため、意識なし
(2)会社を辞めた後 - 将来のことより今どうするかが問題 ⇒ 年金のことなどアタマになし
(3)受給が遠い先の話しではなくなった今 - 働けなくなり無収入になったら年金が頼りだなあと痛感
我ながら、情けない話。
プアまる出し。
(2)のせいで、受給額は極めて低額。
これでは到底生活ができない。
働きつづけるしかないが、働けなくなったらどうする?
気力、体力、健康面などで、いずれそういうときが来る。
さてさて、そのときが大問題。
サラリーマンで定年まで完走した人は、額が十分かどうかは別として、
何とかなる人が多いだろう。というより、何とかするしかない。
退職金を含めると、老後は厳しいながらもそれなりに設計できる。
自営業者を含め、ワタシの様な者は、さてどうする?
ワタシの様なものとは、働けど蓄えナシ and 退職金ナシ又は低額 and 低年金者のこと。
自分は仕方がないとして、後に残った家人はどうする?
わき目もふらず働いてきたにもかかわらず、
今までの「ツケ」がまわってくる。
寓話のアリとキリギリス-
アリは冬に備えてせっせと蓄え、キリギリスは遊んで働かない。
しかし、現実の日本では、第三の登場人物が必要だと思われる。
第三のとは、アリと同じくせっせと働くものの、その日その日の食い扶持を得るだけで蓄えができなかった者。
蓄えは少しはあるが、十分でない者も含めると、現実はこの第三の者が一番多いのでは?
それを@@@とすると、
寓話は、時代にあわせて改変し、「アリとキリギリス、そして@@@」とすべきかも。
あるいは、アリの中でも大きな格差が生まれているのか?
-この新しい寓話で、@@@は、さてどうなるか?
やはり、努力はしたが蓄えられなかったのだから、冬には死ぬしかないんでありましょうなぁ。
というか、死ぬ義務があるともいえる。
資本主義の、生存競争の世では。
成果を出せなかったんだから。
そういう世の中でいいのかって?
しかし、いいも悪いも、それが現実だから。
あるいは、もっと別な話しができても良い。
どなたか、面白い話をつくってみては?
贅沢なぞ無縁のワタシの様な者に、あるいはそういう者だからこそ悲惨な老後が待ち受ける。
確か、「明日なき身」という本があったが、まさにそのタイトルのとおりになってしまう。
さてさて、困ったゾ!
一方、若い人からは、言われるだろう。
「何とかなる世代はまだ良いが、若い世代はそれこそどうしてくれる?」と。
そうなんだよねぇ。
そういう意味では、ワタシだけじゃあなく、若者を含め多くの者がお先まっくら。
展望なし。
これを読む若者よ、いずれアナタも同じだよ。
まだ先の話だから、実感がわかないだけ。
ワタシは、上の様に自分のプアを嘆いているが、
若者は、何十年か後に、社会の、国家のプアを嘆く様になるだろう。
失礼、違った! 「だろう」ではなく、確実に嘆く。
その意味では、ワタシは、ただ若者より一歩先を行っているだけ。
唯一の解決方法は、適当なところでこの世からおさらばすること。
しかし、そんなに思惑どおりにうまくゆくかねぇ。
他には?
生活保護?
子供がいると難しい。
では、小菅などの施設を利用すること。
う~ん、それもねぇ。
人の金(税金)をアテにするなぞ、まっぴらゴメン。
海外年金生活?
それが理想だが、一定以上の年金収入と、VISAをとるためのまとまった資金が不可欠。
ムリやね。
革命?
うん、いい手段だが、一人ではどうにもならん。
イヤハヤ。
遅いけど、今からでもチマチマと老後資金の積立てをするしかないのか。
しかし、食うや食わずで多少の蓄えを用意しても、長生きをした場合は、十分には程遠い。
長生きをする恐怖!
八方ふさがりのわが老後 and みんなの老後。
あ、もう一つ方法があった。
完全ボケになること。
ボケてしまえば、怖いものなし。
ワタシなぞ、だいぶボケてきたから、あともう少しだな。
政府・与党が公約する「現役世代の5割確保」が達成できなくなるという(厚生労働省の試算)。
【注】厚生年金の給付水準
現役世代の男性が受け取っている平均的な手取り賃金に対する年金額の割合。
政府は2004年の年金改革で、モデル世帯(40年間サラリーマンの夫と専業主婦の妻)の給付水準を
「50%を維持する」と年金改革関連法に明記し、
50%を切りそうな場合は「所要の措置を講じる」と定めている。
「所要の措置」とは、何なんだろう?
役所がよく使う、分かった様な、分からない様な、意味不明言語。
どうせ、消費税や保険料率のアップなり、支給開始年齢の引下げに決まっているだろうけど、
何だか笑っちゃうね。
「所要の措置」なんて、さも次の秘策があるかの様な、もったいぶった表現をしているが、
プアなワタシごときに、即座に「負担増だろ?」と看過されるとは、
何という底の浅さよ! 尻の軽さよ!
2004年の政府+自・公による「100年安心」年金が、1年たたずして崩壊したことから、
年金について、政府や厚労省の言うことなぞ信用する者は誰もいない。
50%をきることだって、誰も驚かず、当然の話しが出たという印象。
まあ、厚労省は、国民のそういうあきらめムードを待っているんでしょうなぁ。
それを狙って小出しにしてくる。
うまいやり方というか、小ずるいというか、アタマの中は責任転嫁だけというか、役人根性まる出しというか、無責任というか、
何と言えばいいんやろね?
最近はやり言葉の「強欲資本主義」も、この伝統ある「官僚主義」には到底かなわない。
いや、違った。
今の時代、強欲資本主義と官僚主義はセットだから、
強欲が少し傷ついた今、片肺飛行を支えるべく、官僚主義は必死の状態。
そういう中で、政治のヒンコンと役人のムセキニン体制の結果にこれから直面するワタシはどうすれば良い?
若い人の参考に、ワタシ自身の年金に対する意識の変遷を書くと、
(1)会社勤めの頃 - 遠い先の話だし、給与から天引きされているため、意識なし
(2)会社を辞めた後 - 将来のことより今どうするかが問題 ⇒ 年金のことなどアタマになし
(3)受給が遠い先の話しではなくなった今 - 働けなくなり無収入になったら年金が頼りだなあと痛感
我ながら、情けない話。
プアまる出し。
(2)のせいで、受給額は極めて低額。
これでは到底生活ができない。
働きつづけるしかないが、働けなくなったらどうする?
気力、体力、健康面などで、いずれそういうときが来る。
さてさて、そのときが大問題。
サラリーマンで定年まで完走した人は、額が十分かどうかは別として、
何とかなる人が多いだろう。というより、何とかするしかない。
退職金を含めると、老後は厳しいながらもそれなりに設計できる。
自営業者を含め、ワタシの様な者は、さてどうする?
ワタシの様なものとは、働けど蓄えナシ and 退職金ナシ又は低額 and 低年金者のこと。
自分は仕方がないとして、後に残った家人はどうする?
わき目もふらず働いてきたにもかかわらず、
今までの「ツケ」がまわってくる。
寓話のアリとキリギリス-
アリは冬に備えてせっせと蓄え、キリギリスは遊んで働かない。
しかし、現実の日本では、第三の登場人物が必要だと思われる。
第三のとは、アリと同じくせっせと働くものの、その日その日の食い扶持を得るだけで蓄えができなかった者。
蓄えは少しはあるが、十分でない者も含めると、現実はこの第三の者が一番多いのでは?
それを@@@とすると、
寓話は、時代にあわせて改変し、「アリとキリギリス、そして@@@」とすべきかも。
あるいは、アリの中でも大きな格差が生まれているのか?
-この新しい寓話で、@@@は、さてどうなるか?
やはり、努力はしたが蓄えられなかったのだから、冬には死ぬしかないんでありましょうなぁ。
というか、死ぬ義務があるともいえる。
資本主義の、生存競争の世では。
成果を出せなかったんだから。
そういう世の中でいいのかって?
しかし、いいも悪いも、それが現実だから。
あるいは、もっと別な話しができても良い。
どなたか、面白い話をつくってみては?
贅沢なぞ無縁のワタシの様な者に、あるいはそういう者だからこそ悲惨な老後が待ち受ける。
確か、「明日なき身」という本があったが、まさにそのタイトルのとおりになってしまう。
さてさて、困ったゾ!
一方、若い人からは、言われるだろう。
「何とかなる世代はまだ良いが、若い世代はそれこそどうしてくれる?」と。
そうなんだよねぇ。
そういう意味では、ワタシだけじゃあなく、若者を含め多くの者がお先まっくら。
展望なし。
これを読む若者よ、いずれアナタも同じだよ。
まだ先の話だから、実感がわかないだけ。
ワタシは、上の様に自分のプアを嘆いているが、
若者は、何十年か後に、社会の、国家のプアを嘆く様になるだろう。
失礼、違った! 「だろう」ではなく、確実に嘆く。
その意味では、ワタシは、ただ若者より一歩先を行っているだけ。
唯一の解決方法は、適当なところでこの世からおさらばすること。
しかし、そんなに思惑どおりにうまくゆくかねぇ。
他には?
生活保護?
子供がいると難しい。
では、小菅などの施設を利用すること。
う~ん、それもねぇ。
人の金(税金)をアテにするなぞ、まっぴらゴメン。
海外年金生活?
それが理想だが、一定以上の年金収入と、VISAをとるためのまとまった資金が不可欠。
ムリやね。
革命?
うん、いい手段だが、一人ではどうにもならん。
イヤハヤ。
遅いけど、今からでもチマチマと老後資金の積立てをするしかないのか。
しかし、食うや食わずで多少の蓄えを用意しても、長生きをした場合は、十分には程遠い。
長生きをする恐怖!
八方ふさがりのわが老後 and みんなの老後。
あ、もう一つ方法があった。
完全ボケになること。
ボケてしまえば、怖いものなし。
ワタシなぞ、だいぶボケてきたから、あともう少しだな。