ソドム -
ソドムとゴモラの「ソドム」。
邪悪な世界、悪徳の都の代名詞。
今の都市、今の世界と同じ。
昔、東京都庁の建築中、外観が完成に近づいた頃、近くを通った。
それを見た第一印象として、直感的に脳裏に浮かんだ言葉が 『ソドム』。
都庁はソドム。
背徳の府。
完成した後も、長い間、怖くて行けなかった。
その後、仕事でやむなく入らなければならないときが何度かあったが、今もって気味が悪い。
基本的には行かない。
行きたくない。
邪悪なものが渦巻いている。
その意味では、都庁にピッタリ?
都庁で働く職員は、都庁をその様に見ている者がいることなぞ、想像もしていないだろう。
今では多少の年月がたったとはいえ、現代的なビルでの執務を誇らしく感じているかもしれない。
しかし、庁舎だけではなく、中にいる人間はまさしくソドムの構成員。
自分たちが気づいていないだけ。
それら全てを、悪徳&背徳の巣と見ている者が、この世にいるんですよ。
少なくとも、一人は。
ここに。
もっとも、ソドムは都庁だけではない。
今の世の中、世界中がソドム。
ソドムは、旧約聖書の創世記に登場するが、天からの硫黄と火によって滅ぼされた。
いつの日か、都庁も同じ運命となるであろう。
都庁の中で、ココロがプアな職員は、そのとき滅びるんですな。
必然的に。
滅ぼされなければならない。
それは、ヤハウェの意思。
ソドムがどう滅ぼされたか、知らない人は自分で調べなさい。
ソドムといえば、パゾリーニの映画がある(「ソドムの市」)。
ワタシは見ていない。
(ワタシは、商業主義との批判を浴びた「デカメロン」以降の三部作以降は見ておらず、1960年代の作品のみ。)
今では、彼の名を知る若い人はあまりいない(と思う)。
少なくとも、1960年代のパゾリーニは、最高の映画監督。
彼ほどの者は、もうなかなか出まい。
鬼才 - ピエル・パオロ・パゾリーニ。
今まで、どういう訳か、ワタシは彼が自殺したと思っていた。
これを書きながら改めて調べてみると、1975年に轢殺されたとある(「ソドムの市」を撮り終えた直後)。
今さらながら、情報にうといプアな自分を発見。
死の原因は、犯人と共に、今もって謎とされているらしい。
従って、「ソドムの市」は最後の作品。
しかし、彼の最後は、やはり自殺がふさわしい。
調べない方がよかった。
ソドム - その名を耳にするだけで、おぞましい。
足がすくむ。
しかし、我々は、今、その世界に住んでいる。
そして、うたかたの繁栄や背徳は永遠には続かない。
滅ぶとき、もし、その現場から少しでも遠ざかる機会に恵まれたならば、
あなたは、決して後ろを振り返ってはならない。
創世記と同じ。
ソドムとゴモラの「ソドム」。
邪悪な世界、悪徳の都の代名詞。
今の都市、今の世界と同じ。
昔、東京都庁の建築中、外観が完成に近づいた頃、近くを通った。
それを見た第一印象として、直感的に脳裏に浮かんだ言葉が 『ソドム』。
都庁はソドム。
背徳の府。
完成した後も、長い間、怖くて行けなかった。
その後、仕事でやむなく入らなければならないときが何度かあったが、今もって気味が悪い。
基本的には行かない。
行きたくない。
邪悪なものが渦巻いている。
その意味では、都庁にピッタリ?
都庁で働く職員は、都庁をその様に見ている者がいることなぞ、想像もしていないだろう。
今では多少の年月がたったとはいえ、現代的なビルでの執務を誇らしく感じているかもしれない。
しかし、庁舎だけではなく、中にいる人間はまさしくソドムの構成員。
自分たちが気づいていないだけ。
それら全てを、悪徳&背徳の巣と見ている者が、この世にいるんですよ。
少なくとも、一人は。
ここに。
もっとも、ソドムは都庁だけではない。
今の世の中、世界中がソドム。
ソドムは、旧約聖書の創世記に登場するが、天からの硫黄と火によって滅ぼされた。
いつの日か、都庁も同じ運命となるであろう。
都庁の中で、ココロがプアな職員は、そのとき滅びるんですな。
必然的に。
滅ぼされなければならない。
それは、ヤハウェの意思。
ソドムがどう滅ぼされたか、知らない人は自分で調べなさい。
ソドムといえば、パゾリーニの映画がある(「ソドムの市」)。
ワタシは見ていない。
(ワタシは、商業主義との批判を浴びた「デカメロン」以降の三部作以降は見ておらず、1960年代の作品のみ。)
今では、彼の名を知る若い人はあまりいない(と思う)。
少なくとも、1960年代のパゾリーニは、最高の映画監督。
彼ほどの者は、もうなかなか出まい。
鬼才 - ピエル・パオロ・パゾリーニ。
今まで、どういう訳か、ワタシは彼が自殺したと思っていた。
これを書きながら改めて調べてみると、1975年に轢殺されたとある(「ソドムの市」を撮り終えた直後)。
今さらながら、情報にうといプアな自分を発見。
死の原因は、犯人と共に、今もって謎とされているらしい。
従って、「ソドムの市」は最後の作品。
しかし、彼の最後は、やはり自殺がふさわしい。
調べない方がよかった。
ソドム - その名を耳にするだけで、おぞましい。
足がすくむ。
しかし、我々は、今、その世界に住んでいる。
そして、うたかたの繁栄や背徳は永遠には続かない。
滅ぶとき、もし、その現場から少しでも遠ざかる機会に恵まれたならば、
あなたは、決して後ろを振り返ってはならない。
創世記と同じ。