陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

煙草増税

2009-12-22 08:57:32 | Weblog
迷走したあげく、やっと方向が固まりましたのう。
ガソリン税暫定税率、子供手当など。

ドサクサにまぎれて、「煙草増税」がしっかりと入っていますぞ。
1本5円値上げですと?
1箱400円ですと?
何ともハヤ。

今の世の中、喫煙者は世の中からメの仇にされているから、
ワタシなんぞも肩身の狭い思いをしながら生きているのでござりますよ。
家でも事務所でも、冬は寒空で凍えながら、夏は蚊にさされながら、
外で吸っているのでござる。
アメにも負けず、カゼにも負けず、の精神でござります。

その日陰者が、少しだけ言わせてもらいたいのだが、
増税の際、いつも言われることとして、
外国では(国により差はあるも)煙草の値段は高い。
それに比べ、日本は格段に安い、 との言。

値段は、為替や購買力、そして国情によって違うので比較は難しい。
そのため、ただ表面的な金額だけで比較するのは少々乱暴なハナシ。
例えば、
英国で平均的な煙草は、1箱約 1,000円というのはよく聞くハナシ。
マルボロ=イギリスで5ポンド、日本では300円。
5ポンド×150円=750円
レートが 200円の頃だと 1,000円、250円だと 1,250円。
確かに高い。
しかし、地下鉄(チューブ)の初乗り運賃は、4ポンド。

地下鉄初乗り運賃と同レベルと考えると、
日本の煙草の今の値段 300円は高いんじゃあないの? となる。
地下鉄初乗り運賃の倍なんだから(東京の営団比)。
しかし、この辺りは、深く詮索しても、上の理由で余り意味はない。
不毛な論議。

「健康のため増税」
誠にもっともなハナシ。
反論できず。
であるならば、禁煙せざるをえないというか、買えない値段にしてもらいたいもの。
1箱 400円とかいわず、1万円が良い。
同時に、(いつもの言になるが)
煙草だけでなく、健康や社会の害になる他のものも、大幅に上げてもらいたい。
煙草だけを狙い撃ちにしないで。

ガソリンなんぞは、もっと狙い撃ちにすべきですなあ。
そうそう、塩分のとりすぎは身体に毒。塩も増税すべきですぞ。
結果、タクアンもミソ汁も値上げですな。
な~んて、誰からも同情されない日陰者の独り言。 ミジメ。 
かくなるうえは、減煙または禁煙で、税収に打撃を与えてやるしかござりませぬなあ。
コメント
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