陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

電力需給にメド

2011-07-13 08:57:57 | Weblog
昨日(7/12)の日経朝刊に、次の記事がありましたぞ。
世の話題にならないようなので、書いておきましょうぞ。

東電副社長の藤本何某の言(7/11日経インタビュー)。
「10~15%程度電力使用量が減り、夏場は乗り切れるメドがつきつつある」
「要請があれば、応援融通を検討しなければならない」
「計画停電をなんとしても避けるため、需給には余裕を持ちたい」

聞きましたかな?
夏場の電力需給の「メド」がたちつつあるのは、オノレのおかげだと言わんばかりでござりますよ。
そして、東電管内の節電要請の緩和よりも、東北電力や関西電力への融通が先なんですと。

そうなんですなあ。
まだまだ、余裕があるのでござりますよ。
隠していますがね。
しかし、高コストの火力発電(石油、天然ガス)を避けたいがために、節電要請は続けるんですと。
他電力会社への融通は、収入になると共に、業界の結束に役立ちますからなあ。

皆さんや。
ムダな電力消費を控えることは、この夏でなくても当然のこととだが、
必要以上に踊らされてはなりませぬぞ。
政府やマスコミのプロパガンダに右往左往してはなりませぬぞ。

▼円高が進んでいますなぁ。
79円台ですと。
こんな日本の現状で円が買われるとは、何とも摩訶不思議なことだが、
相対的な関係でこうなるんでしょうなぁ。
とはいえ、復興に向けて歩みを進める中での円高は、輸出企業にとってはキツイですなあ。

▼林真理子「下流の宴」の本が売れているそうな。
どんな内容なのか知らないが、テレビでも放映しているそうですなぁ(NHK)。
「普通に生きてきたつもりだったのに、自分は下に落ちていた」
というキャッチコピーが新聞広告にも載っていますぞ。
しかし、少々違和感を覚えますなぁ。

「普通に生きてきたつもりだったのに、自分は下に落ちていた」
⇒ 最初から堕ちているのに、アンタが自覚していなかっただけでござるよ
⇒ そもそも、社会認識+自己認識の不足でござりますなぁ
⇒ 下に落ちたというが、まだまだ下があるんでござるよ

「下流の気持ちが分かりますか?」
⇒ 下流だろうが何だろうが、オノレが属する階層以外のことは分かるハズがありませぬ
⇒ 例えば、あんたはんは、超下流の気持ちが分かりますかな?
⇒ 分かるというのはゴウマンでござるよ

人目を引こうとするキャッチコピーへの感想でござりました。
ところで、ワタシも本を書きましょうかなぁ。
題号は、「プアたちの宴」とでもしましょうかの。
いろいろなプアたち(アタマ&ココロ&フトコロのプア)を取りあげたドタバタ劇でござります。
勿論、永田町のプア総理や、日比谷のプア電力などは、いの一番の主人公でござりますよ。 
コメント
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