陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

ヒヒのストレス

2011-07-22 08:53:19 | Weblog
汚染牛肉を国が買いあげるそうな。
高濃度の放射性セシウムを含む稲わらを食べた肉用牛問題。
どこまでキチンと検査を行うのかが見ものでござります。
しかし、買い上げた肉は焼却するそうだが、もったいないですなぁ。
国会議事堂や中央省庁の食堂で、肉料理に使えばいいと思いますがなぁ。
実験するのでござります。
人体にどう影響するのかを。
せめて、そのくらいは国のお役にたってもらいたいものでござります。

報道によると、
ヒヒのストレスホルモンに関する研究で、
群れのボスは、他の上位のオスに比べてストレスレベルが高いそうな。
「生活に困らなくても仕事がいっぱい」という理由らしい。
下位のヒヒもストレスが高いが、それは食料にありつく困難さなどによるらしい。
一方、群れの2~8位オスのストレスは低いんだそうな。

ふむ、ふむ。
副社長以下の役員がベストらしいですぞ。
しかし、ワタシはもう少し掘り下げた研究を希望したいですなぁ。

群れと言うても、優位の群れ、劣位弱小の群れなど、
差異というか、格差というか、群れの間の強弱があるでござろう。
優位の群れの下位と、劣位弱小の群れのボスや上位とでは、ストレスの度合いはどうなんでござろう?
また、仮に、下位のヒヒだけが集まって新しく群れを作ったら、
その群れのボスのストレスは、他の群れのヒヒと比べてどうなのでござろうや?

ワタシが勝手に推測しますとな、
次になるのではありませぬかなぁ。
ヒヒを高ストレスの順に並べたものでござります。
  1)劣位の群れのボス
  2)劣位の群れの下位
  3)劣位の群れの2~8位
  4)優位の群れのボス
  5)優位の群れの下位
  6)優位の群れの2~8位

つまり、
群れの中の順位もさることながら、
どの位置の群れに属するかが、もっと大きな問題なのでござります。
勿論、群れ間の競争があるから、優位をいつまでも継続できる保証はござりませぬよ。

今、それを象徴するのが「昔陸軍今東電」でござります。
ふとその言葉が浮かんだのだが、検索をしてみると、あちこちで既に使われていますなぁ。
さすがでござります。
それはともかく、
組織が傲慢尊大化し、己の利益だけを考える群れになって権勢を誇っていたが、
それが一夜にして化けの皮が剥がれてしまいましたからなぁ。
且つ、東電なんぞはそれにとどまることなく、化けの皮が剥がれた後もなお傲慢尊大であるから、
驚嘆というか、びっくり仰天でござります。
やはり、昔から伝わる言葉は正しいんですなぁ。
「馬鹿は死ななきゃなおらない」  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする