陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

電気のない夏、日本の夏

2011-07-21 08:51:23 | Weblog
政府は、関電管内でピーク時電力需要を10%以上減らすように要請したそうな。
おゝ、素晴らしいことでござります。
関西シフトを進めてきた企業は、目論見が外れたワケだが、この日本、もはやどこへ行っても同じでござりましょう。
こうなると、やはり沖縄ですかなぁ。
しかし、この場当たり政府の下では、10%くらいなら拍手でござりますよ。
今の政府なら、30%でもおかしくありませぬ。

大阪のハシモト(知事)の言、
「むちゃくちゃ。もう末期症状ですね、日本国家も。早く脱出しないと」-
言うことは分かるが、このお方もやわいですなぁ。
脱出なんぞ無理なのでござります。
政府・東電(+他の電力会社)の2バカが突出しているものの、
オバカはその二つだけではござりませぬからなぁ。

原発のない夏、日本の夏。
電気のない夏、日本の夏。

でござります。
え?
夏だけではないですと?
これからず~っとなんですと?
おゝ、そうでござったか!
結構でござりますよ。
どうやらワタシの時代が来たようですぞ。 
いえいえ、ワタシが何かやらかそうというのではござりませぬ。
ただ単に、極力電気を使わない生活、という意味でござります。
電気だけではござりませぬがね。

休耕田にソーラーパネルを敷き詰めて、な~んてことをいうアホがいるそうだが、
そして、その指にとまる者たちもいるそうだが、
そういう下心ミエミエの輩とは違います。

食料不足の時代が来るのでござりますよ。
確実に。
そう遠くない時期に。
それを見越して、国家戦略をたてねばなりませぬ。
ワレワレの生活基盤を見直さねばなりませぬ。
その観点からは、電力はほどほどで宜しいのでござります。
ソーラーパネルを敷き詰めるには、
千葉県全域を覆うほどの面積と、80兆円が必要だそうだが、
そんなカネを投ずるくらいなら、
それとは別の、民族が生き延びるための基本戦略を構築すべきでござりましょう。
電力は、勿論無くてはならないが、
しかし、民族が生き延びるためには、もっと優先度が高いものがあるのでござります。

ワタシはそのためのラフな構想を持っているが、
それは折をみてブログに書きましょう。
その視点から見ると、電力で大騒ぎする現状は何やら滑稽なのでござります。
そういう目でニュースに接すると、
日本はアホばかり、と感じるのでござります。
アホのワタシも脱帽ですわ。
やはり、各界のお歴々にはかないませぬ。

しかし、企業などは大変ですわなぁ。
早期に日本から脱出する、それが第一の経営課題だろうが、
急にというワケにもゆきませぬからなぁ。
マ、智恵を絞ってくださいましな。
もし良い智恵が出ないならば、「加持祈祷」戦略を検討なさると宜しいかもよ。
奥の手でござります。  
コメント
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