陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

国民年金加入者の平均年収

2012-07-10 09:51:43 | Weblog
新聞を読んで驚きましたがな。
厚労省によると、
国民年金の加入者の平均年収 159万円
国民年金や厚生年金などの公的年金の受給者の平均年収 189万円 なんですと。
対で比較するものではないが、
159 vs 189 を見て、ん? と思うてしまいましたぞ。

新聞には「制度の持続には給付抑制策などの改革が急務」なんぞと書いておるが、
そんなものは対処療法で、根本的な解決にはなりませんなぁ。
厚労省の見え透いた意図をそのまま記事にするとは、チトいただけませぬよ。
そもそも「平均年収 159万円」というのが低いのでござります。
国民年金にはさまざまな人が加入し、職業もいろいろだと思うが、
何はともあれ、毎日働ける仕事の確保がイチバンの問題でござります。
厚労省は、その部分でどんな仕事をやって、どんな成果を出しておるのでしょうなぁ?
聞いてみたいものでござります。
いや、聞くだけ時間のムダかも。 

ふと思い出したのだが、
朝、歩いているとき毎日出会うお人がおりましてな。
毎日6時頃に、鞄を持って駅方向にゆっくりと歩いてゆく70歳前後の長身のお人で、
土曜・日曜も同じなのでござります。
昨日は、どういうわけか、5時半頃に出会いましたがな。
そして、夕方は6時過ぎに帰宅姿を見かけるのでござります。
どこで、どういう仕事をしているお人なのか知らないが、
そのお人を見かけるたびに、うむ、かくあるべきでござる、と思うのでござります。
ニンゲン、休むのは盆と正月で十分でござりますからなぁ。
今の日本は、仕事をせんお人が多いですからなぁ。
沈没するのはむべなるかな、でござります。

仕事をどう確保するか、
そのために産業をどう育成するか、
それが最重要課題でござりますなぁ。
ところが、税負担を重くすることが使命、なんぞと言うておるお人がいるそうだが、
そして、それが実現しそうになると、使命に向けてフントウしているオノレに酔うておるそうだが、
何とも情けないことでござります。  
コメント
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