福島県大熊町にあるオフサイトセンターが、原発事故後初めて公開されたそうですなぁ。
オフサイトセンターというのは、「緊急事態応急対策拠点施設」なんだそうで、
「避難住民等に対する支援など様々な応急対策の実施や支援に関係する国、地方自治体、原子力関係機関、専門家などが一堂に会して情報を共有し、指揮の調整を図る拠点」とのこと。
う~む。
素晴らしいセンターですな!
何かあった場合には、大いにその機能を発揮してくれるでありましょう。
現に、去年3月の原発事故の際は、字ぃのとおり、貴重な役割を果たしたでありましょう。
何てたって、緊急事態に対応する一大拠点なんだから、
計画通りの機能・役割でフクシマに貢献したことでござりましょう。
このセンターは、我らが誇りの拠点であり、施設でござります。
えっ?
原発事故後4日で放棄されたですと?
まさか!
かくも立派な施設を誇り、高度な人材を配置しておるセンターを何で放棄したんですかな?
えっ?
全く役に立たんかった?
何でですかな?
えっ? 専門家が集まらんかった? 集まれんかったんですと?
えっ? 電話が通じず情報が集まらんかった? 情報を入手できんかったんですと?
えっ? 停電で設備が動かんかった? 設備を使えんかったんですと?
えっ? 放射性物質の流入を防ぐ空気浄化フィルターがなかったんですと?
何ですかな、それは?
そんな状態なのが「緊急事態応急対策拠点」なんですかな?
まさか、まさか! でござりますよ。
緊急時に役にたたん、愚にもつかない施設&人材を後生大事に維持しておったのはどこですかな?
ほう。
大熊町のオフサイトセンターは、経済産業省の原子力安全・保安院が所管ですと?
あ~ぁ、やっぱりねぇ。
それじゃあ、何を言うても仕方がないですな。
- 暖簾に腕押しですからな。
- 豚に真珠ですからな。
- 猫に小判ですからな。
何かをやってるソブリだけの役所ですかならぁ。
国民の税金を使うて「安全ごっこ」「緊急対応ごっこ」で一年を過ごすところですからなぁ。
もっとも、「ごっこ」はこの役所だけじゃあないけどね。
我らの埃であり、今の日本の象徴ですなぁ。
張子の虎でござりますなぁ。
全てが。。。。。