以前、“分かち書き”に関する一文を書いていて、はっと気がついたことがある。
ここまできたら、商品名を書かざるをえない。
“Word”と“一太郎”は、どちらも同じワープロソフトだと思っていたが、ひょっとすると、小生の勝手な思い込みであったかもしれない。
それというのも、「 Word = 単語 」 なのである。
「 Sentence = 文 または 文章 」ではないのである。
どうも、「Wordの方は、単に仮名単語を漢字に変換する」ことを、意図して開発されたものかもしれない、という気がしてきた。
「一太郎は、文節変換 = 文章を纏めて変換する」ことを意図して開発されたもののように思える。
(・・・Wordは、・・・変換精度に不満のあるMS-IMEと共に批判され続けている。・・・出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
本質的に、開発の基本方針が異なるものを比較して、優劣を論じていたことに間違いがあるのかもしれない。
ワープロとして、高性能なのは、一太郎である。
文節変換機能は、単語変換に数段勝るが、価格がそれなりに異なるのである。
これからは、両者を比較して、“Word”の悪口を言うのを止めることにする。
“Word”を“未熟者“叱るときには、”Word“本来の機能上で問題が生じたときに限定することにした。
兄弟であれ、夫であれ、妻であれ、子供であれ、大人であれ、
“他人”と比較して叱られるときほど、嫌なものはないのである。