12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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無言層

2007年02月18日 08時32分50秒 | Weblog

また、「ウエブ進化論」梅田望夫著からの受け売りである。

 2005年、USAでは2000万人を越えた、日本では500万人を越えたという。

ブログ人口である。

一見ものすごい数のようであるが、冷静に見てみよう。

USAの総人口3億人、日本1.3億人とすると、
ブログ人口比率は、USAでは約7%程度、
日本では約4%程度に過ぎない。

著者は、二層社会(エリートと大衆)から
三層社会(エリート・総表現社会参加者・その他の無言層)になるという。

さらに、エリートは1万人に1人
(この町では、たった7人しかエリートはいない勘定である)、

総表現社会参加者は、5人に1人から20人に1人という、

単純計算すると、「その他の無言層は5人に4人から20人に19人」となる。

どんなに逆立ちしても、圧倒的に「その他の無言層」が多いのである。

しかし、インターネットやブログが、
総表現社会参加者層を生んだことは、事実として認めざるをえない。

ブログは、

「食べられない」、
「睡眠の代わりにもならない」、
「知らなくても生きていける」・・・、その通りである、

生活必需品にはなっていないのである。

ほとんどの人たちが、何不自由も無く、
それなりに毎日を過ごしているのである。

60年後の今でさえ、
あの忌まわしい戦争や「言論統制社会」を思い出す。

「その他の無言層」を押さえつけ無視すると、
どんなことが起きたか歴史が証明している。

総表現社会参加者層の一翼を担う、
ブログ参加者が、「その他の無言層」を代弁することが大切なのではなかろうか。

こんなことも、“わずかに”頭の片隅に置きながら、

毎日せっせと、書いているのである。