NHK 「この人」という「金田一秀穂」先生の番組より
「W盃」 や [W不倫] をどう読むかと問いかけられたら、
読者はいかようにお答えになるだろうか?
「W盃」:ワールドカップ
[W不倫]:ダブル 不倫 と読めたら、正解である。
日本語は、「視覚による言語」 であると説明された。
このような例は他にもたくさん有るような気がする。
特に、広告分野でよく見かけるような気がする。
更に、日常的に悩まされている「誤変換」に目を向けてみる。
ワープロ機能は、先ずひらがな(ローマ字入力とて同じ)だけで文章を書くことである。
そして、多くの誤変換に連日悩まされているのが、現状である。
*「屈折語」: 英語が代表例として例示された。
I am young.(私は若い)、
You are young. 、
He is young.、等のように、
主語に引きずられて、動詞が変化するような言語。
*「独立語」: 中国語が代表例として例示された。
英語の場合と異なり、主語がどのように変化しても動詞が全く独立しており、変化しないから、このように分類されているのだそうである。
*「粘着語(ねんちゃくご)」: 日本語は、この分類と説明された。
「かねおくれたのむ」を、WORDで変換してみた。
変換その1: 金送れ頼む
変換その2: 金遅れた飲む
変換その3: 金送れた飲む
変換その4: 金を呉れ頼む
このように、いろいろな言葉が非常に広範囲に繋がってしまう言語が、日本語だというのである。
それ故、「漢字+カタカナ+ひらかな」 とうまく組み合わせないと、
正確な意味を表現し難くなると言うのである。
更にさらに、句読点については、先生は、定まった説が、いまだ無いようにおっしゃる。
どうすればよいのだろうか、どこのどのように句読点を打つべきや?
まだまだ句読点は、解決には程遠いようである。