12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

モンキーバナナ

2007年07月25日 05時52分59秒 | Weblog

 You Tube に Error Report を送信したら、返事が来た。

”Hi there,   Thank you for taking the time to send us your error report. The monkeys appreciate them almost as much as bananas, and so do the engineers--it helps them find problems on our site. ”

この文を、yahooの翻訳ソフトで日本語にすると、

” 我々にあなたのエラー報告を送る時間をとってくれてありがとう。猿はバナナと同じくらいほとんど非常に彼らを評価して、そして、エンジニアに役立ちます-それは彼らが問題を我々のサイトで発見するのを援助します。”

無料の翻訳ソフトが、ここまで翻訳するとは、ほとほと感心の限りである。

しかし、小生には、一言引っかかるのである。
サルにバナナという例えは、本当に感謝を意味しているのであろうか?

詰まらんエラー報告をしてきて、サルにバナナ程度の有難味であると言っているようにも取れるのだが・・・。

こんな感謝の言葉を、ネイティブ達は、使っているのだろうか?

英語に長じている我が同窓生よ、貴兄は、次のいずれと解釈されるであろうか?

その1:正式な感謝の念を表している。
その2:あまりにつまらない回答だったので、おちょくっている。
その3:その他(???)ご意見を伺いたいのである。

とメールした。

その返事

Hi there はヤーほどの意味で、thereは特に意味はなく親しみを込めて言う時にアメリカ人がよく使う慣用句です。

本文は機械翻訳と同じですが「エラーレポートを送っていただきありがとう。猿がバナナを貰った時のように当社のエンジニアも喜んでいます。今後のサイトの改善に大いに役立つと思います。」 と言ったところでしょうか。

 take time to send us は英語特有の丁寧な表現です。

自社のエンジニアを猿に見立てて表現していますが、日本語に翻訳する時は、猿とバナナは省略した方がよいでしょう。

猿を引き合いに出すのは別に相手を軽んじているわけではなく、アメリカ人らしい表現で、イギリス人は使いません。

私が担当しているアメリカ系会社のホームページに次のような表現が使われてました。

 "ToughMet is the 900-lb Gorilla of Bearing Materials"
タフメッとというベアリング材料の強靭さをアピールした言い回しですが、「900ポンドのゴリラ」というのが強いことを示す比喩的表現になるそうです。

イギリス人もその意味を知らなかったのでアメリカ人はよほど猿が好きなのか?

従って、貴兄の質問に対する回答は「その1」です。 と返事が来た。

 友人の英語力に感嘆するとともに、小生の疑念も氷解した。

あとがき:
小生の英語は、この程度なのである。

よく出てくる例え話でもあり実話でもあるが。

「米国人の主人が、犬に話しかける、犬は直ちに言われたとおり行動する」

「けれど、日本人の客には何のことか判らない」

こんな場面に登場する、日本人の客程度の英語力にしか過ぎないのである。