七夕の前々日、学校に着くと、学務係りから、
「本日木曜日と明日金曜日は、学生が浴衣で受講しますから、驚かないでください」と注意された。
近くのM大学は、もともと女子大学であったが、近年男女共学に変わった大学である。
おそらく、女子大の頃からの伝統行事として、「七夕浴衣」受講を行なっていたのであろう。
(こちらは徹底していて、女性の講師も浴衣で講義)
M大学の例年の七夕行事を真似て、本校も浴衣受講の日としたいとの、学生の急な申し出で、実施が決まったようである。
機械4年生40名の学生のうち、男子2名が、甚平での受講であった。
急なことで、学生の意思統一に基づいたものでなかったため、賛同者が少なかったのであった。
来年は、どうするのかなと思った。
どうも、人まねは、あまりよい結果をもたらさないようである。