7月の句会の日、久しぶりにS爺さんに、M生涯学習センターで出会った。
当日、彼はパソコン教室の講師であった。
小生の目の具合を心配してくれたので、土曜塾に行けない訳をひとしきり説明した。
パソコン30分制限では、到底毎日ブログを発行することは不可能のはずだと言う、まだ疑っているようであった。
パソコン教室の生徒さんが続々到着した、さすがに、俳句教室よりひとまわり若い年齢層とお見受けした。 どうも男性の姿が見当たらないようだった。
(男族は、会社で既に習得済みなのであろう)
それから、太極拳の話になった、元気物のS爺さん(小生より若い)が、小生と全く同じ悩みをこぼした。
* 形が覚えられない
* 筋力と持久力の不足
小生だけが、苦しんでいるのではないと、ほっとした。
続いて、句会の話。
1、句会では、各自五句づつ持ち寄り、それを短冊にして投句する。
2.筆跡によって誰の句か判らないようにするため、手分けしてランダム配った短冊を投句用紙に書き写す。
3.その後、投句用紙を回覧して、全ての句を全員で拝見し、自分の気に入った5句を自分の選句用紙に書き写す。
4.全員の選句用紙が、集められ読み上げられる。
5.自分の句が読み上げられた人は、名前(俳号)を名乗る。
このようにして、句会が進行するのである。
小生は、不思議なことに“Mさん”の句を全五句中、三句も採っていた。
毎回同じ人の句を採る傾向にあるのは、似たような情緒を持っているためと思っていたが、二句以上採ったことは、この三年余りのなかで稀有のことであった。
珍しいこともあるものである。
先生の句が一番上手なはずで、普通なら、全員が先生の句を採れるようになると、相当なレベルになったと言ってもよいのであろうが、
我々のレベルでは、先生の句を採ることはいまだ稀である。
TV句会などを見ても各人各様、先生以外の句を採っている場合が多いように見受ける。
共感・感動・感銘を受ける事象は、人それぞれなのであろうと思っている。
これからも自分の好きな句を採り続けることであろう。
あとがき;
本日は、「残日録」の日である。
「夢」と題するドラマである。
記憶では、原作中、唯一の濡れ場がある。
いかなことになるのだろうか。