12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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癒着

2008年05月30日 02時45分50秒 | Weblog

  

写真は、内視鏡による大腸がん検診のとき腸内部を洗浄するドリンクである。 (製造元:味の素)

先週末、大腸がんの定期健診の潜血反応試験の結果を聞かされた、二つの試験片の一方は陽性で他方は陰性との事だった。医者は、それなりの歳でもあり、そろそろ精密検査をすべきだと言う。

それで思い切って受診した。前日の夜の食事はうどん1杯、下剤を飲み就寝、当日は、水分以外は摂らず、病院で写真のドリンク2リットルを2時間で飲む。(1リットルを過ぎると結構飲むのに努力が必要) 5回くらい通じがあるときれいに成って検査が可能。

この日は、いつもの半分くらいの人数で、同年代男女各2名計4名が受診。小生が最後の番、先頭の女性は、20分ほどで終わり、晴れ晴れとした顔つきで出てきた。大変楽だったためと結果が良かったためであろう、鼻歌混じりの軽やかなステップで帰宅していった。

10室くらい内視鏡室があり、同時並行で行われている関係で残りの人とは会うことはなかった。

 小生の場合には、若い担当医が随分と挿入にてこずって、ついにベテランの医師に交替、やっと挿入できた。学生時代に行った虫垂炎の手術のため癒着があり、挿入困難が発生したのだった。

無理に挿入するのでかなり痛かったし検査時間も1時間ほど要したが、総じて楽な検査だと思った。 結果は、5mmのポリープ1個切除、1mmのポリープ1個は放置、その他異常無しとの所見、一安心。(切除したポリープの細胞検査の結果は、後日)

四十数年前の手術による癒着が、こんなときに影響するとは、思いもかけなかった。

あとがき;
二万数千円と投資と検査の不愉快な気分とポリープ切除の傷による1週間程度の禁酒とを要したが、安心料と思って諦める事にした。