一軒家で最後までを望めば、自分の事にも色々面倒なことがあるのだが、一軒の家を所有していると家の面倒も結構な負担になる。我が身と共に家のことも勘定に入れておかねばならない。
あるアンケートで八割が終末期を自宅で過ごしたいと答えているが、そのうち55%は実現が難しいとも考えている。その第一の理由は「家族に迷惑や手間をかける」が85%と圧倒的だった。
ほとんどの方も大なり小なりこの考え方をお持ちであろう。 ただ時折耳にするのが、デイケアなどに気持ちよく親が行かないという問題を耳にするのである。
自分もあまり子供に不要な負担を変えないような年寄りにならねばと思うのだが、果たして守れるだろうかとの不安もある。大いに心しておかねばと思っているのである。
さらに、ひとり暮らしになると象印マホービンの「みまもりホットライン」とかNTTの「安心テレちゃん」(LPGの使用量を自動的に指定先に通知してくれる)などを利用する必要が出てくるであろう。
しかし、一番の関心事は介護保険でどこまで頑張れるかである。一人暮らしの場合には「ひとりでトイレに行くことができる」のが最低条件だそうである。
そうであればホームヘルパーや巡回入浴サービスなどで一人暮らしが続けられるという。 かなりの額の介護保険料を支払っているが、それによって得られる保険の恩恵についてはほとんど知らなかった。ここで改めて勉強することにした。
介護保険による13種の居宅サービス。
1. 訪問介護(ホームヘルプ)
2. 訪問入浴介護
3. 訪問看護
4. 訪問リハビリテーション
5. 居宅療養管理指導
6. 通所介護(デイサービス)
7. 通所リハビリテーション(デイケア)
8. 短期入所生活介護(特養ホーム等でのショートステイ)
9. 短期入所療養介護(老健や老人病院等でのショートステイ)
10. 特定施設入居者生活介護(有料老人ホーム等での生活上の世話や機能訓練)
11. 福祉用具の貸与
12. 福祉用具の販売
13. 住宅改修
この保険のお世話になることが近づいたという歳になりながら、字面でしか意味が判らないのである。引き続き勉強を行う必要があるのである。
4月からようよう水墨画教室を再開したが、ここでは80代半ばから70代の生徒が大半である。
皆さんきわめて元気で矍鑠としているのである。老化は個人差が大きいのであろうが、何時までも元気で矍鑠としておれる生き方も探さねばならないのである。
追記;
昨日は、gooブログのメンテナンスが午前中から午後と長時間を要し、多くの方が閲覧不能だったのである。メンテナンスは深夜に行うように十分注意してもらいたいものである。