12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

茶髪

2007年02月05日 07時14分36秒 | Weblog

 水墨画教室では、解散前に必ず茶話会をする。

お茶を飲みながらのよもやま話である、
これが結構楽しいのであるが、

男一人のため、話題に乗っていけない悩みがある。

 たまたま、20台の息子さんを持つ人から、
最近の若い人はどんなでしょうか?と水を向けられた。

そこで、一生懸命考えて答えた。

茶髪が大流行した時期があったが、僅か1年程度で収束。

今は茶髪を見つけることは難しくなった。

お金が掛かる割りに、どうも自己満足の程度が低いためのようである。

また、も少し前は、携帯電話が大流行、

物珍しさで授業そっちのけとなった時期があったが、
ケータイの普及が進むと、全く気にならなくなった。

 携帯電話を持つことが当たり前になって、物珍しさが、失われたのであろう。

 煙草も4年生(20歳)ともなると、吸う学生が出てくるが、

総じて、携帯電話料金に取られ、多くの学生がお金不足で、
煙草まで手が廻らないようである。

 制服を制定していない関係で、
1年生は、中学時代の黒色の制服を全員着用、

その後学年が進むと共に最新の流行を追っかけ続けているようで、

女子学生では、臍出しルックまでまかり通っている。

ただ、ここでも、金欠病は例外で無く、
安物のぼろを纏っている学生が大半である。

現代風、バンカラとでも言うのであろう。

パチンコなどの遊戯を自慢げに話をする者も居るが、
誠に他愛の無い話に過ぎない。

上記の話は、
比較的目に付く特異な現象を列記したに過ぎない。

殆どは、まじめな学生である。

やんちゃ坊主もまじめ学生も、本質は同じようである。

それなりに、自分の将来を心配し・親兄弟を気遣い・友人を大切にしているようである。

小生は、どちらと言うと、やんちゃ坊主が、好きな方である。

それは、自分がそうであったことに起因しているように思う。

やんちゃ坊主の活躍に、エールを送りたい方である。

日本の将来に悲観する必要は無い。

我々の若いときと、なんら変わりがないのである。


般若心経

2007年02月04日 08時16分17秒 | Weblog

暮れのある日、同窓生のT君から電話。

ハードディスクが壊れて、パソコンを修理に出し、3週間ほどは、メールなど不通という。

バックアップを全くしていなかった、やれやれ大変なことに・・・。

「手持ち無沙汰なので、般若心経の写経」を始めたという。

パソコンの故障と般若心経とは、思いもつかぬ取り合わせであった。

いかなる心境の変化か想像に難しである。

いずれ、パソコンの修理が完了し、メールが再開したら聞かねばならぬと思っている。

暮れに、家内の親友達が来宅された折、ご母堂作の写経をお供えしてくださった。

大変有難い、心のこもったお供えとなった。

写経には、常々興味はあるのだが、さてとなると二の足を踏んでいる。

 今年は、どうしようか迷い始めたところである。


方谷

2007年02月03日 07時47分37秒 | Weblog

伯備線と呼ばれる路線が岡山県にある。

伯耆の国と備中の国を結ぶ、JRの路線である。
(倉敷―米子を結んでいる。)

倉敷から北に向かうと、「高梁」と言う駅がある。

この町は、「寅」さんで有名な町である。

「さくら」のお婿さんの「ひろし」の出身地である。

この駅から、さらに3駅北が、「方谷」駅である。

この駅名は、「山田方谷」と言う人の名前からつけられたのである。  

小泉政権の頃から、財政改革の掛け声のもと、
NHKはじめテレビや新聞、雑誌などにしばしば
「山田方谷」が登場するようになった。   

政治的にも経済的にもいきづまった幕末、
貧乏板倉と呼ばれた備中松山藩五万石を
奇跡的にわずか8年間で立ち直らせた山田方谷。

 十万両(二百億相当)の借財を十万両の蓄財に変え、
財政改革を見事成功させた幕末の陽明学者である。

 詳しいことは、専門のインターネットサイトに譲るとして。

小生は、方谷先生が、
最も「情報開示」を見事に行った政治家ではなかろうかと思っている。

 一例を挙げれば、
浪花の金貸達に、藩の財政状態を全て開示、
窮状を説明すると共に財政再建計画を具体的且つ論理的に納得させたことである。

誠意と真実にあふれる「方谷」の説得は、
浪花の金貸しを動かし、財政再建が軌道に乗ったのである。

 このような歴史から推し量って、
情報開示の持つ力を、初めて発揮させたのは、
「方谷」その人ではないかと思ったのである。

 昨今、情報開示が随所で力を発揮し、
悪徳政治家・財界人・はたまた、偽装耐震設計者など、枚挙に限りが無いほど、官憲の取締りの対象になった。

しかし、まだまだ著についたばかりである。

さらなる情報開示を進め、のうのうと隠れている、
けしからぬ者どもを、白日の下にさらして欲しいものである。


TV番組

2007年02月02日 06時41分36秒 | Weblog

 家内の親友達と会食の折、
「デジタルTVを購入したか?」との質問があった。

我が家には、18年物と17年物のTVが健在である。

多少修理のお世話になったが、依然十分に実用に耐える。

デジタルTV新規購入の計画は、何時になるのか不明である。

彼女達も、必要ならチューナを購入することを、考えているようであった。

我々の世代は、それほどTVを見る世代でもないのであろう。

要するに、それほど若くは無いということでもある。

デジタル化が開始されて、TV番組ががらりと変わり、一段と面白くなるのかと期待したが、どうもあまり変わったようでもない、と皆さんが言う。

その通りである。 デジタル放送の番組が何たるか、何がどう変わったのか、どうも変わったように思えないのである。

急いでデジタル化する必要性に迫られているとは、思えないのである。

 どうしようと、多くの人達がタダただ、ウロうろ・まごまごしているのみである。

白黒TV放送が始まったときの感激は、非常に大きかった。

次にカラー放送のなったときは、それが少なくなった。

慣れは、感激や感動を少なくする、
今回もそれに該当しているようである。