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三井寺と琵琶湖畔へウォーキング。

2009-10-25 23:47:38 | ウォーキング
紅葉でも有名な滋賀県大津市の琵琶湖岸に近いところにある
名刹・三井寺を訪ね、31年振りにご開帳をしているという
ご本尊如意輪観音坐像を訪ねるウオーキングにでかけてきた

家をゆっくりと出たのでJR大津駅をスタートしたのが11時半
三井寺には電車で行けば京阪三井寺駅が最寄り駅だが
秋の色づき始めた琵琶湖畔からの景色を味わいながら
三井寺までウオーキングを楽しむことにした


途中で2年前の春に歩いたなつかしい旧東海道を通り
琵琶湖畔のなぎさ街道は、4年前の12月に琵琶湖一周した時
歩いた思い出がいっぱいに詰まったところ

湖畔から三井寺方面に向かうと色づき始めた比叡山が迫ってくる
浜大津港では観光船ミシガンの出航に遭遇、しばし眺めていた
琵琶湖から京都へ水を運ぶ疎水べりを三井寺へ向かう



ゆるやかな門前の大門通りを上っていくと
三井寺の大きな仁王門がまさに仁王立ちして迎えてくれた


三井寺で知られているが正式名は「園城寺」
西国三十三か所十四番札所「総本山園城寺三井寺」は
天武天皇元年(672)に建立された
訪れたのは3年ぶり、前回は国宝の金堂が改修中だったが
今日はきれいに改修された金堂を拝観することができた



三井寺といえば「三井の晩鐘」で知られているが、その鐘が
「日本の残したい音風景百選」にも選ばれているという
「音」の風景? 初めて知った


高低差がある広大な境内を巡るのには半日はかかるだろう
弁当を食べて琵琶湖の臨める高台にある観音堂へ向かった
ご開帳のご本尊如意輪観音坐像に対面することができた


右手でほほずえするようにして目を閉じた優しい観音さんは
母のような気がしてしばし膝まづいて見つめていた

観音堂には西国三十三ヵ所巡りの人たちが大勢に来ていて
般若心経を唱える人に思わずこちらも小さな声でつぶやいた

14時に三井寺から、来た道を戻ることにしたが
電車ならすぐ行ける石山寺へ7年ぶりにご開帳している
如意輪観音菩薩さんに会いに行くかどうか考えたが
やはり歩きたいので湖畔のウオーキングコースを歩いて
JR石山駅まで行くことにした

来た道を浜大津港からなぎさ公園へ、大津市の中心街が
湖畔の公園に隣接して広がる景観のすばらしさはうらやましい
湖畔はウオーキングコースになって距離表示もしてある



特別なゆかりもないが滋賀県大すきを自認する者としてPRするなら
国宝・重文の数は全国4位、人口10万人あたりの寺院数は全国1位、
京都より寺院数も多い滋賀県、これは五木寛之さんの話で知った



湖畔のなぎさ公園をウオーキングして琵琶湖ホール、プリンスホテル
を目指してサンシャインビーチを一気にウォーキング


近江大橋のふもとで休憩、ちょうど15時、三井寺を出て1時間
駅前の平和堂で買ったおはぎを食べたくて休憩した


そこから膳所城跡がある膳所公園へ
膳所城は徳川家康が関ヶ原合戦の翌年に完成をさせた
湖水を利用した美しい城だったらしい
戦国時代に東西交通の衝所だった地、重要な城だったはず




近江八景「粟津の晴嵐」にちなんだ松林をすぎてすすむ
このあたりから瀬田唐橋までは毎年、春の合宿でおなじみの場所で
みんなでウォークラリーをプログラムに入れて楽しんでいるところ

(瀬田唐橋からここがチェックポイント、通過してきた近江大橋が背後に)

JR東海道線の下を通り瀬田唐橋が見えてきたが
今日はここまで、JR石山寺駅へ直行、15時50分ゴール
紅葉には早い琵琶湖畔だったがウオーキングも楽しませてもらった。