昨日より今日を!今日より明日を! 夢と希望がある限り命輝かせて生きていこう!

「夢を描こう!」「 夢を語ろう!」 「夢を形にしよう!」 楽しもう76歳を!

誇りに思うわが友人。

2011-02-07 18:22:57 | 交流
友人から「書」と「写真集」が届いた

大学時代からの友人M君からだ

約束したことをきちんと守ってくれる

相変わらず律義な彼らしい



M君とのつきあいは半世紀を越えるほど長い

お互いの実家、広島と奈良を行き来したものだ

奈良との付き合いもM君との付き合いから始まった


お互いに若い時代に病で倒れて

苦い挫折体験を経験したことが

更に友情を深くしてきた


こちらは病で会社から自立する道を選び

彼は病と闘いながら老舗メーカーの役員にまでなった

道は違ったが気になる存在として友情は続いた


そのM君が役員を辞し待望の時間を手に入れた途端に

大病に襲われ入退院、手術の繰り返し

自由に会える時間ができたと楽しみにしていたのに

彼の行動範囲は限られ医者の管理下になった


しかし還暦前に創めた写真で奈良県知事賞(賞名は正確ではない)

を受賞、仕事に関する著書は書店に並ぶなど創作活動は

いささかも衰えずいつも刺激を受けてきた


同じ大阪の空の下で1時間ほどで会える距離なのに

彼が家と病院とにしばられて外出がままならず

去年の秋、やっと大阪駅で一年ぶりに会うことができた


どんなに弱っているやらと案じて会ったM君は外見もよく

内面の精神活動が支えになっていたのだろうか

驚いたのはさらにパワーアップしていた創作活動のこと


写真に続いて「書」をご近所で習っていると言っていた

しかもランクアップをめざしていると熱っぽく話してくれた


仕事場に掛けたいので何か書いてくれと言っておいたのを

忘れずにわざわざ体調に合わせて二枚も書いて送ってくれた



おまけに「写真集」まで送ってくれた

M君の写真は大好きだが、写真に添えられた文章は

プロでもここまでなかなか書けないぞ!と思うくらいの文



いつも思うのは

苦労を苦労とせず人生をたんたんと生きているM君の

精神がきれいだからあんな文が生まれてくるのだろう



なにごとにも向上心を持って少しでもいい結果を!

という彼の前向きに努力する姿は学生時代そのまま

それが生きる力になっているのだろう


いろいろなことを始めながら何事も

中途半端なところで停滞してしまいがちな自分と

M君の違いはなにか?


続ける力なら自分にもあると思っているが

劣っているのは「結果へのこだわり」だと思う

「これだ!」というものに出会っていないのかもしれない


もう身の回りにいる還暦以降の人達の中で

刺激を与えてくれる存在の人がいないだけに

M君を少しは見習っていかないと申し訳ない。