テニスの聖地、ウィンブルドンのセンターコートで
元世界王者のビーナス・ウィリアムズ選手を相手に
2時間56分の激闘の末に惜敗したクルム伊達選手
のことが今朝の日経新聞一面の「春秋」(朝日の天
声人語に相当)に取り上げられていた
40歳という年齢、体力、パワーのいずれをとって
もビーナス・ウィリアムズ選手とは違いすぎる伊達
選手が堂々と正面から「カモーン」と闘いを挑んだ
プレーを見て熱いものが込み上げてきた
伊達選手をイギリスの新聞は「テニスの貴婦人」と
讃えていたそうだ、最高の賛辞だろう
日ごろから厳しい練習を課しているのだろうが、その上
に経験と強い精神力と緻密な計算で対抗したのだろう
と思う
大震災の後、スポーツの世界で感動させられることが
なかっただけに久々に感動をもらった
”テニスも時代も自分も変わった、これだけスピード
に対応できたのは大きな進歩だと思う”と伊達選手は
語っていたそうだが、含みのある言葉だ
いつまでも過去の財産かにリセットして71歳からの
ライフ・プレーを始めようといいながら、どこかに過
去の思いをなつかしんで整理ごとが遅れているようで
はとても明日と戦えない
今日も終日、暑かった。午後1時からビルの管理組合
の理事会で延々と激論、黙っておればいいのに本気に
なるから疲れてしまう
こういうことで若いといわれてもなあ・・・。