住まいしているマンションで心配していた事故が
同じ日に二件、連続して発生した
それも一人住まいの老人の悲しい事故だった
一人はマンション内で近道に使った非常時用階段
から足を踏み外して転倒したらしく救急車で運ば
れたが亡くなった
普段から歩くのがおぼつかなくてごみ捨ての時に
家内が運んであげますと言って声をかけたことが
あったが遠慮なのか聞かなかったらしい
もう一人はマンション前の通りで倒れていたのを
通行人が気がついて管理人と連携して対応をした
ので生命には異常はなかったそうだ
二人とも家族がなくて一人住まいの「独居老人」
家内は二人の顔を知っていて可哀そうに思ったの
だろう深刻に話していた
先月のMの理事会でごみ置き場までの通路が坂に
なっているためお年寄りや不自由な人に手すりを
設置することを話し合ったばかり
8年前に理事長をした時は、同じ理由で非常時の
ために階段に手すりを設置し、要介護やお年寄り
のいる入居者の情報把握を試みたができなかった
マンションは煩わしい近所づきあいをしなくても
いいとかプライバシーが守りやすいとかよく言う
が若くて人の助けを必要としない時はそれでよい
しかしわがマンションも建物だけでなく入居者も
高齢化して若い人より圧倒的にお年寄りが多い
いつ人の助けを必要とすることがあるかもしれない
密閉されたマンション内のことは人にわからない
普段からご近所との付き合いをしていないと何が
あっても誰も気づいてはくれない
マンションは必ずしも住みやすいところではない
むしろ住みにくいところと思っておいた方がいい
付き合いのルールやコミュニティがないからだ
自分がマンション内のことをしらないままに過ご
してきたことを8年前に理事長をして愕然とした
その経験を生かして知り合いがたくさんできた
家内も生協のお世話をしていて馴染みが大勢いる
もし何かの非常時のためにと高い階をさけて1階
に入居したのも今となっては正解で情報が集まる
社会性のある女性はどこでも逞しく生きていく
問題は一人住まいの男性高齢者だ
今回の二人も実は男性だった
人に助けを求めることをしない(できないのかも)
ご近所とのつきあいもしない(会話力がない)
プライドだけはいつまでも現役で(捨てきれない)
なにかあると(すぐキレる、あんたも?ぎよ!)
組織一筋で生きてきた男性は一人になると弱い
日ごろから自宅を足場にして近所や地域に接点を
持っておかないといけないとしみじみと思う
今度、自宅を改装するが、家内の希望を押し切り
人が寄ってきやすいように小部屋を大部屋に設計
してもらっている
わが家もいずれ、どちらかが一人になるのでその
時のことも含めて最低限の友達?づくりスペース
を今から用意しておきたいと思っているからだ
助けたり助けられたり
高齢化社会はそのよい相互関係が安心関係
プラスにすればMには応援団がいっぱいいる。
同じ日に二件、連続して発生した
それも一人住まいの老人の悲しい事故だった
一人はマンション内で近道に使った非常時用階段
から足を踏み外して転倒したらしく救急車で運ば
れたが亡くなった
普段から歩くのがおぼつかなくてごみ捨ての時に
家内が運んであげますと言って声をかけたことが
あったが遠慮なのか聞かなかったらしい
もう一人はマンション前の通りで倒れていたのを
通行人が気がついて管理人と連携して対応をした
ので生命には異常はなかったそうだ
二人とも家族がなくて一人住まいの「独居老人」
家内は二人の顔を知っていて可哀そうに思ったの
だろう深刻に話していた
先月のMの理事会でごみ置き場までの通路が坂に
なっているためお年寄りや不自由な人に手すりを
設置することを話し合ったばかり
8年前に理事長をした時は、同じ理由で非常時の
ために階段に手すりを設置し、要介護やお年寄り
のいる入居者の情報把握を試みたができなかった
マンションは煩わしい近所づきあいをしなくても
いいとかプライバシーが守りやすいとかよく言う
が若くて人の助けを必要としない時はそれでよい
しかしわがマンションも建物だけでなく入居者も
高齢化して若い人より圧倒的にお年寄りが多い
いつ人の助けを必要とすることがあるかもしれない
密閉されたマンション内のことは人にわからない
普段からご近所との付き合いをしていないと何が
あっても誰も気づいてはくれない
マンションは必ずしも住みやすいところではない
むしろ住みにくいところと思っておいた方がいい
付き合いのルールやコミュニティがないからだ
自分がマンション内のことをしらないままに過ご
してきたことを8年前に理事長をして愕然とした
その経験を生かして知り合いがたくさんできた
家内も生協のお世話をしていて馴染みが大勢いる
もし何かの非常時のためにと高い階をさけて1階
に入居したのも今となっては正解で情報が集まる
社会性のある女性はどこでも逞しく生きていく
問題は一人住まいの男性高齢者だ
今回の二人も実は男性だった
人に助けを求めることをしない(できないのかも)
ご近所とのつきあいもしない(会話力がない)
プライドだけはいつまでも現役で(捨てきれない)
なにかあると(すぐキレる、あんたも?ぎよ!)
組織一筋で生きてきた男性は一人になると弱い
日ごろから自宅を足場にして近所や地域に接点を
持っておかないといけないとしみじみと思う
今度、自宅を改装するが、家内の希望を押し切り
人が寄ってきやすいように小部屋を大部屋に設計
してもらっている
わが家もいずれ、どちらかが一人になるのでその
時のことも含めて最低限の友達?づくりスペース
を今から用意しておきたいと思っているからだ
助けたり助けられたり
高齢化社会はそのよい相互関係が安心関係
プラスにすればMには応援団がいっぱいいる。