民放のワイドショー的ニュース番組は当然だが、NHKの朝7時のニュースでも、比較的早めに川島なお美さんの訃報を扱った。
ワインを飲んでいるお約束の映像だけじゃなくて、JRAのサイン発信番組だったNHKの「ピカッチ」(「ブラタモリ」はクサナギのナレーションがやはりキモチワルクて耐えられないので、その枠を早く「ピカッチ」に返還して欲しい。やっぱり夜10時の枠でやるべき。「ブラタモリ」は)に、今年の2月に出演した際の映像も流された。きっとそれが放送された時も観ていたはずだ。最近の死相が出たような顔色と痩せ方を観たあとでは、その2月の映像でも随分元気そうに見える。痩せちゃったな・・・と思いながら観ていたと思われるが、まさかその数カ月後にこの世を去るとは夢にも思わなかったはずである。時の流れはかくも残酷だ。
だが、もしかするとその時既に余命を告げられていたかもしれないと思うと、やはりかなり切ないものがある。
たしかに川島なお美さんは、行動のそこかしこになんとなく鼻につく部分が見え隠れする場合が結構あったので、万人受けするというよりも好き嫌いが別れるキャラだったと思われる。鼻にかかった甘い声も、女性受けの点ではややマイナスだったかも知れない。
だけれども、個人的には「お笑いマンガ道場」に出ている時から大好きで、レコードも何枚も持っていたし、ラジオ「シャワーのあとで」もよく聴いていた。脱いだ時には複雑ながら興奮もして「活用」させてもらったことも多々。写真集こそ買わなかったが、彼女の載った写真のボリュームが多めの雑誌は「重宝」した記憶がいまだにある。その雑誌、表紙の色は青が中心だったっけ・・・。
ワイン好きを公言していた彼女。
ポリフェノールの抗酸化作用はたしかにメリットではあるが、その反面でアルコールの害、酸化防止剤のたっぷり入った液体であるというデメリットが、川島なお美さんのカラダにはマイナス作用を多くもたらしてしまったと言えるかもしれない。肝臓周辺の部位(胆管)の病で亡くなられたことが、はからずもそれを表しているようで、とても皮肉な感じもする。
効果と逆効果は紙一重だな・・・とあらためて痛感するのであった。何事も、程々が肝要なり・・・だな。
いま脳内では、彼女の曲「ラブミータイト」を想起させている。この曲が一番好きだったからだ。
合掌。