伊那谷の旅最終日です。
まずはアンフォルメル中川村美術館に出かけます。
山並みをバックに美術館が現れます。
この美術館はこのロケーションを気にいった鈴木たかし画伯の構想のもとで
建てられたものだそうですが、資金の出資者であった奥様が建設途中で逝去され
・・・お二人ともすでに60才を越えてからの建設だったようで・・・
途中とん挫しそうになるも、最終的には中川村が譲り受け、完成となったもの
らしい(パンフレットにはそこまでのことは書かかれていないけど、美術館で読んだ
説明にあったと記憶・・・・間違っていたらすいません
それを読んだ時もう私もそういう年だからこれからまた山に小屋を建てるなんて
危険なことだよなぁって思ったのです)
アンフォルメルとはフランスを中心に1950年代に展開された抽象絵画の動向を
指すとのこと。 ん?よくわかりませんが、要するに抽象画でした。
館内はコロナ対策ですべて窓が開け放たれ、それはそれは寒かったです・・・
美術館の周りを一周できるので、歩いてみました。
私たちはそちらの方が得意ね。
外の方が日差しがあって暖かい。
こちらが絶景の見えるテラス側。
絶景です。
さらにアップ
そしてこちらが同じ敷地内に建つアトリエ。
アトリエの中には祈りの樹(という名前だったと思う・・)というメッセージを
自由に書いて飾れるようになっているところがありました。
コロナに関するメッセージが多かったですね。
相方もなにやら書いておりました。
他には誰もお客さんがおらず静かな時間を過ごしました。
そしてこのゲートを通って帰ります。
最後に訪れたのは橋の形状が古くて綺麗な坂戸橋です。
昭和7年に完成したこの趣きある橋は当時日本最大のアーチ橋だったそうで、
今でも春には桜のトンネルができる名所になっているそうです。
今は老朽化のため2トン以上の車は通行不可でした。
今回の旅で伊那谷の飯島町と中川村の主だった所は回ったつもりですが、
また次はこの橋の桜のトンネルが見れる季節に行きたいねっと夢が膨らみます。