2009年1月、「長男」は初挑戦した白菜漬けに見事に失敗して
しまった。
たかが白菜漬けと言って、なめてはいけないのだ。
1月25日、「長男」は白菜漬けに再挑戦するため、隣町の
安売り店で新たに漬物樽と重し、さらに漬物袋を購入した。
材料は、前回失敗した白菜たちを再利用する。
漬ける量は、前回の約半分。仮にうまく漬かったとしても、1週間
くらいで全て食べてしまえる量にしておかないと、後の処理に困る。
前回失敗した白菜の残り約半分は、妻の手で白菜キムチとして
よみがえることになる。
今回も、計量は省いており、「科学的」な漬け方はしていない。
失敗も含め、自分の目と素手の感触に経験を積ませることに
こだわってみた。
今回、塩の量はかなり増やしたし、重しについては、こんなに
載せたら白菜が可哀そうだと思えるくらいに載せてみた。
保管場所も2階のベランダの一角に移した。
「長男」の書斎のすぐそばだ。
(終わり)
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△1月19日夜に漬けた白菜
1月25日になっても19日夜に漬けた白菜たちに全く変化は
なかった。
惨敗である。
白菜漬けには、昨年、妻も失敗しているので、「長男」家族
としてはこれで2度目の失敗となる。
妻は塩が多すぎて失敗した。とても口に入れられたものでは
なかった。
今回の「長男」の失敗は、少なすぎた塩と軽すぎた重しにあった
ようだ。
本来なら白菜や塩、重しをきちっと計量しながら「科学的」に
取り組むべきところを、適当なイメージだけで漬けてしまった
ところに大きな敗因がありそうだ。
しかし、このまま引き下がってしまっては「農家の長男」の
名(?)に顔向けできない。
再挑戦を誓う「長男」であった。
(終わり)
野菜には水を
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