ちと用事があって、淵野辺公園まで行った。スケートリンクがあったので入ってみました。おらほの生まれ故郷八戸では雪は降るが、量的には少ない。近年は雪のない年のほうが多い。それで、スケートは盛んだった。しかし、ちゃんとしたスケート靴をはいて滑ったのは中学生ぐらいからで、それまでは、「金下駄」(かねげた)とか「コーラー」なんて、今からみると、かなり奇妙なもので滑っていた。金下駄は、上は下駄そのもので、縦に一本、鉄の棒というか刃というほど薄くはないが、そのようなものがつけてある。高さによって一分、三分、五分などの種類があった。「コーラー」は足駄にスケートの刃の代用品を付けたもので、こちらはそれなりに本格的なものだった。今は昔、オッケー牧場。