今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

交通広告の日

2006-05-02 | 記念日
今日(5月2日)は「交通広告の日」。
関東交通広告協議会が1993(平成5)年に制定。
「こう(5)つう(2)」(交通)の語呂合せ。交通広告とは、駅や電車・バスの車内に貼られる広告のことである。
電車の中でも、昔の国鉄(現JR)時代の駅のポスターには、面白いものが多かった。又、社内の宙吊り広告にも面白いものがあった。私は、そんなポスターなどには興味がなかったが、国鉄が民営化される頃に、何か記念にと国鉄のロゴの入ったポスターに興味を持ち、特に面白いと思うものは、駅長室に行って申し込むと、掲示期間が終了のものは、捨てずに除けておいてくれた。申込用のノートを見ると、結構、マニアがおり、色んなポスターなどの申し込みをしていた。又、チラシにも面白いものがある。面白いといっても、私がそう思っているだけで他の人が面白いと思うかどうか分らないが、JR民営化のものなど、必至に民営化への協力を訴えているもには心を打たれるものがあった。
それはさておき、電車に乗ると、社内には「中づり広告ポスター」、「ドア上広告ポスター」「まど上広告ポスター」、「戸袋へのステッカー類」など色々な広告が目に付く。このほかにも、最近は、電車1編成の車体側面にステッカーを添付したような「車体利用広告電車」が見られる。
電車内の広告でも、いろいろ特色があるらしく、「中づり広告」は電車の中央部分に掲出され、掲出期間は2~3日と短期集中訴求型に向いており、乗車した客が習慣的に情報摂取を行う即効性の高い媒体だといわれている。「ドア上広告」はエリア別展開に適し、長期にわたっての掲出で多くの接触機会を獲得できるそうだ。「まど上広告」は、文字通り「まど」の上の媒体で、これも広告料金が安く設定されているようで、長期掲出することにより効果があるという。そして、「戸袋ステッカー」は、 コンパクトでありながら、目線に近く、独立性があり乗車客の視線を自然と集めてしまう媒体で、また長期間の掲出となるため反復認知により、深いブランド浸透が可能なのだとか。・・・何はともあれ、電車に乗り込むと嫌が上にも広告が目に入る。
以下参考の「交通広告の印象」を見ると、「無意識のうちに広告を見てしまうことが多い」という項目では、交通広告は、テレビ広告、ラジオ広告、新聞の広告、雑誌の広告よりも高いポイントを示している。このほかに「気軽に見たり読んだりできる」「地域の催事、イベントや店舗・施設を知るのに役立つ」「目立つ・印象に残る」といった項目でも高いポイントを示している。
私なども現役時代、通勤に為に家から約1時間位電車に乗っていたが、座席などに座っていると、これら社内広告の中でも、やはり、紙面サイズの大きい、「中づり広告」が一番目に付く。先にも述べた、掲出期間の短い短期集中訴求型広告であるため、新製品の案内や、百貨店や映画、芝居などのイベント、週刊誌などニュース性のある広告が多く、確かに、情報収集には役に立つ・・・と言うよりは、強制的に情報を押し付けられている感じはする。通勤時など最初は新聞などを読んでいても、詠み終わった後など自然と「中づり広告」などを見ているものね~。
現役を退いて家にいるようになってからは、旅行時以外は、余り電車にも乗る機会も減り、乗っても、短時間で、大概は夫婦で乗っていることが多いので、その時は、おしゃべりなどしているので、社内広告を気をつけて見ることもなかった。
それが、先日、北陸の方へ旅行するので、JRの神戸線の確か普通電車に乗った時だと思うが、電車が目的駅に着く直前だったが、家人が、「あなたこの電車には中づり広告がないよ・・・」という。「え・・・」と思い、社内を見ると、確かにない。いつもごちゃごちゃと賑やかに沢山の中づり広告があるのに凄くすっきりとした感じである。よく見ると、中づり広告のある辺りに、片面15インチくらいの液晶画面が二枚ずつ両面で計四枚備わっている。目的駅へ降りる直前であったため何の広告だったかはよく覚えていないが、テレビ広告のように画面が変わっていくのである。旅行から帰って、ネットで調べてみると、どうやらこれが今までの「中づりのポスター広告」に変わって実験中の「液晶中づり広告」のようだ。
今この「液晶中づり広告」がどの位普及し始めているのかは知らないが、今までの中づりポスター広告に比べて広告内容の幅が格段に広がり、実用化すれば現在の雑誌などを中心とした車内広告の景色も一変するだろうな~。なにか、電車に乗るのが楽しくなるかも知れないが、余りグラマーなっ女性がリアルに登場しそれをボヤッと見ていて、駅を乗り過ごしたりするサラリーマンが出てくるかも知れないね~。
(画像は、マイコレクションより国鉄時代の新宿コマ劇場での「美空ひばり記念公演。往復割引切符」のチラシ)
参考:
関東交通広告協議会・トレインメディアドットネット
http://www.train-media.net/
デジタル中づり広告
http://hotword.trend-watch.net/archives/2005/08/post_2232.html


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2 コメント

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車体 (Linda)
2006-05-02 11:03:00
よーさん、お早うさんです。

中吊り広告は知らず知らずに見てしまいますね。週刊誌の広告が多いので、あれを見ただけで雑誌を読んだ気分になったりしまして・・。車体に書いてある広告は僕は嫌いです。汚らしい感じがします。落書きを連想するからでしょうか。USJに行く電車がけばけばしい色で特に酷い様に思います。 
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広告 (とんとん)
2006-05-02 20:15:32
やはり電車に乗ると 空いている時は自然に中吊り広告に目がいきますね

昔に一度 広告を差し替えているのを見ました この速さに唖然としましたよ!

中吊り広告の宣伝効果は大でしょうね。
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