1971(昭和46)年の今日(1月31日)「新婚さんいらっしゃい!」の放送が開始された。
関西では、週間視聴率ベスト10常連の人気番組「新婚さんいらっしゃい!」 は、朝日放送(ABC)の制作で、日曜日の午後0時55分から30分間放送されている視聴者参加型トーク番組である。司会は、落語家の桂三枝。
その名が示すとおり、新婚夫妻を視聴者から募集し、司会の三枝が毎週2組の結婚生活、婚約までのエピソード等を聞く番組であるが、1971(昭和46)年に始まって、今年は、31年目を迎える長寿番組であるが、昨年の35周年記念番組で、3,500組のカップルを紹介したという。番組では、司会の三枝とアシスタントの山瀬まみ.。
この「新婚さん」の番組はほぼ毎週、主に、大阪市内にあるリサイタルホール(北区中之島のフェスティバルホール地下にある座席数563席の小ホール)で放送1回分の公開収録しているが、観覧は無料で席は、早い者勝ちとか。また、人気があるので、旅行会社のバスツアーにも組み込まれているのだという。
放送では、1組約10分に編集されるが、収録でのやりとりは、30分。三枝は、番組での出会いを大切にするため、本番まで、夫婦と顔を合わせず、プロフィールを聞くだけだという。だから、自然な面白さや、ビックリして椅子ごと転げることができるんだろうね~。
ちなみに三枝が座っているこの椅子は、20年以上も補修しながら使われ続けているのだという。なんでも、あの椅子のように足の部分が細い椅子が探しても無いが、あの椅子でないとコケのパフォーマンスが上手くできないらしい。
この番組は「夫婦百景を紹介しよう」との企画で始まったようだが、番組当初は、新婚夫婦の住まいは多くが文化住宅であり、「風呂の有無」が話題の中心だった。又、1975(昭和50)年頃からは、婚前交渉」1985(昭和60)年ごろからできちゃった婚」が当たり前の話題になったという。21世紀に入り、夫婦別姓、別居、別墓、バツ5に人が登場するようになったという。また、最近は、浮気を疑い、夫のメールを勝手に覗く妻といったように、メールのネタが多くなったという。私もこの番組は調度、食事時に始まるので、食事をしながら見るのには肩が凝らなくて良いので時々見ている。そして、いつも、最近登場する若い男女の性に対する余りにもアッケラカンとした態度には、正直言って、時代の移り変わりを感じるというよりも、日本人も、とうとう、ここまで来たかと、正直あきれ返っている。最初は、人気番組に登場したくて、適当に、実際の事よりも、ふざけたことをネタにして笑わせようとしているのだろうと思っていたが、そうではなく、多少の誇張はあるかは知らないがどうやら本当の事らしい。
最近は、小学校の低学年から、学校で人形を使って性行為を教えている馬鹿げた先生が多くいるといった報道を聞いて、ビックリした事があるが、もう、中学生になると、性交をしている生徒が非常に多く存在しているのは事実だと聞いているものの、結婚をしている大の大人が、人前で、堂々と自分達の性行為に関することを何の臆面もなくいけしゃーしゃーとしゃべっているのを見ていると、笑いたくても笑えなく、ゾットさえする。
前にもこのブログ(2006-12-28、 『菊と刀』が日本で翻訳・出版された日 )で書いたことがあるが、アメリカの文化人類学者ルース・ベネディクトの日本研究書『菊と刀』の中で、ベネディクトは、戦中・戦後のころの日本人の行動規範は、恥にあるとし、それを日本人の「恥の文化」と評している。これは、自分達欧米人の「罪の文化」とを対比させて、それよりも、劣っているものとしているが、今、日本のマスコミで報道されている事件や醜態を見ていると、欧米人の「罪の文化」よりも劣っているといわれた、その「恥の文化」すら、戦後の日本人は、失ってしまったのかと恥ずかしくなる。
最近のTV番組などを見ていると、局としてはお笑いをとるつもりか知らないが、結構年配の少々ぼけ始めたお年寄りに、簡単なクイズを出し、ちぐはぐな回答をするのを笑い者にしている番組があった。今私は腹が立って見ていないので知らないが、同様のとっても笑えない事をネタにして、笑いをとろうとしている番組を結構見かける。しかし、そんな、放送が、堂々とまかり通っているのは、視聴者自身が、そんな番組を、喜んで見ているからだろう。今、政治家が悪い悪いといって批判する人が多くいるが、そんな政治家を選んだのは選挙民である。政治もTVも同じことで、、下らぬ人を選ぶ選挙民、下らぬ番組を面白がっている視聴者がいる限りは、下らぬ政治家も番組もなくなりはしないだろう。
この「新婚さんいらっしゃい! 」のプロデューサーは、「身内の内輪話を聞いているような、お茶の間感を出したい・・・」。そして、40周年、放送2000回を目指して番組作りをしたいと述べているようだが、今、夫婦間の内輪話としてしゃべっているエロ話が、その頃は、もう、「私はやられたらやり返す女。あなたが浮気したら、切り刻んでほかしちゃうわよ・・・」といったような、おぞましい話が、夫婦間の内輪話としてニコニコと笑いながら話し合われるのだろうか・・・?また、司会の三枝は、番組の度に椅子ごと転げるだけでなく、卒倒しなければならないのかな?又、それをゲラゲラと笑って見ている視聴者を想像すると・・・・・・ウウ・・・さむ・・身の毛がよだってきたよ・・・。
(画像は、2006年7月31日の朝日新聞朝刊に掲載されていた画像を借用。)
朝日放送 | 新婚さんいらっしゃい!
http://www.asahi.co.jp/shinkon/
新婚さんいらっしゃい! - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%A9%9A%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%84%E3%82%89%E3%81%A3%E3%81%97%E3%82%83%E3%81%84!
仮面ライダー俳優名鑑 - 江美早苗
http://www5e.biglobe.ne.jp/~tatsuz/MaskedRider-WhosWho/e/emi_sanae.html
新婚さんいらっしゃい 椅子から落ちた回数データベース
http://www.kirafura.com/sinkon.htm
『新婚さんいらっしゃい!』を見に行ってみる
http://www5a.biglobe.ne.jp/~yoshi-oh/sonota/shinkon.htm
関西では、週間視聴率ベスト10常連の人気番組「新婚さんいらっしゃい!」 は、朝日放送(ABC)の制作で、日曜日の午後0時55分から30分間放送されている視聴者参加型トーク番組である。司会は、落語家の桂三枝。
その名が示すとおり、新婚夫妻を視聴者から募集し、司会の三枝が毎週2組の結婚生活、婚約までのエピソード等を聞く番組であるが、1971(昭和46)年に始まって、今年は、31年目を迎える長寿番組であるが、昨年の35周年記念番組で、3,500組のカップルを紹介したという。番組では、司会の三枝とアシスタントの山瀬まみ.。
この「新婚さん」の番組はほぼ毎週、主に、大阪市内にあるリサイタルホール(北区中之島のフェスティバルホール地下にある座席数563席の小ホール)で放送1回分の公開収録しているが、観覧は無料で席は、早い者勝ちとか。また、人気があるので、旅行会社のバスツアーにも組み込まれているのだという。
放送では、1組約10分に編集されるが、収録でのやりとりは、30分。三枝は、番組での出会いを大切にするため、本番まで、夫婦と顔を合わせず、プロフィールを聞くだけだという。だから、自然な面白さや、ビックリして椅子ごと転げることができるんだろうね~。
ちなみに三枝が座っているこの椅子は、20年以上も補修しながら使われ続けているのだという。なんでも、あの椅子のように足の部分が細い椅子が探しても無いが、あの椅子でないとコケのパフォーマンスが上手くできないらしい。
この番組は「夫婦百景を紹介しよう」との企画で始まったようだが、番組当初は、新婚夫婦の住まいは多くが文化住宅であり、「風呂の有無」が話題の中心だった。又、1975(昭和50)年頃からは、婚前交渉」1985(昭和60)年ごろからできちゃった婚」が当たり前の話題になったという。21世紀に入り、夫婦別姓、別居、別墓、バツ5に人が登場するようになったという。また、最近は、浮気を疑い、夫のメールを勝手に覗く妻といったように、メールのネタが多くなったという。私もこの番組は調度、食事時に始まるので、食事をしながら見るのには肩が凝らなくて良いので時々見ている。そして、いつも、最近登場する若い男女の性に対する余りにもアッケラカンとした態度には、正直言って、時代の移り変わりを感じるというよりも、日本人も、とうとう、ここまで来たかと、正直あきれ返っている。最初は、人気番組に登場したくて、適当に、実際の事よりも、ふざけたことをネタにして笑わせようとしているのだろうと思っていたが、そうではなく、多少の誇張はあるかは知らないがどうやら本当の事らしい。
最近は、小学校の低学年から、学校で人形を使って性行為を教えている馬鹿げた先生が多くいるといった報道を聞いて、ビックリした事があるが、もう、中学生になると、性交をしている生徒が非常に多く存在しているのは事実だと聞いているものの、結婚をしている大の大人が、人前で、堂々と自分達の性行為に関することを何の臆面もなくいけしゃーしゃーとしゃべっているのを見ていると、笑いたくても笑えなく、ゾットさえする。
前にもこのブログ(2006-12-28、 『菊と刀』が日本で翻訳・出版された日 )で書いたことがあるが、アメリカの文化人類学者ルース・ベネディクトの日本研究書『菊と刀』の中で、ベネディクトは、戦中・戦後のころの日本人の行動規範は、恥にあるとし、それを日本人の「恥の文化」と評している。これは、自分達欧米人の「罪の文化」とを対比させて、それよりも、劣っているものとしているが、今、日本のマスコミで報道されている事件や醜態を見ていると、欧米人の「罪の文化」よりも劣っているといわれた、その「恥の文化」すら、戦後の日本人は、失ってしまったのかと恥ずかしくなる。
最近のTV番組などを見ていると、局としてはお笑いをとるつもりか知らないが、結構年配の少々ぼけ始めたお年寄りに、簡単なクイズを出し、ちぐはぐな回答をするのを笑い者にしている番組があった。今私は腹が立って見ていないので知らないが、同様のとっても笑えない事をネタにして、笑いをとろうとしている番組を結構見かける。しかし、そんな、放送が、堂々とまかり通っているのは、視聴者自身が、そんな番組を、喜んで見ているからだろう。今、政治家が悪い悪いといって批判する人が多くいるが、そんな政治家を選んだのは選挙民である。政治もTVも同じことで、、下らぬ人を選ぶ選挙民、下らぬ番組を面白がっている視聴者がいる限りは、下らぬ政治家も番組もなくなりはしないだろう。
この「新婚さんいらっしゃい! 」のプロデューサーは、「身内の内輪話を聞いているような、お茶の間感を出したい・・・」。そして、40周年、放送2000回を目指して番組作りをしたいと述べているようだが、今、夫婦間の内輪話としてしゃべっているエロ話が、その頃は、もう、「私はやられたらやり返す女。あなたが浮気したら、切り刻んでほかしちゃうわよ・・・」といったような、おぞましい話が、夫婦間の内輪話としてニコニコと笑いながら話し合われるのだろうか・・・?また、司会の三枝は、番組の度に椅子ごと転げるだけでなく、卒倒しなければならないのかな?又、それをゲラゲラと笑って見ている視聴者を想像すると・・・・・・ウウ・・・さむ・・身の毛がよだってきたよ・・・。
(画像は、2006年7月31日の朝日新聞朝刊に掲載されていた画像を借用。)
朝日放送 | 新婚さんいらっしゃい!
http://www.asahi.co.jp/shinkon/
新婚さんいらっしゃい! - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%A9%9A%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%84%E3%82%89%E3%81%A3%E3%81%97%E3%82%83%E3%81%84!
仮面ライダー俳優名鑑 - 江美早苗
http://www5e.biglobe.ne.jp/~tatsuz/MaskedRider-WhosWho/e/emi_sanae.html
新婚さんいらっしゃい 椅子から落ちた回数データベース
http://www.kirafura.com/sinkon.htm
『新婚さんいらっしゃい!』を見に行ってみる
http://www5a.biglobe.ne.jp/~yoshi-oh/sonota/shinkon.htm