今日(8月9日)は、「ムーミンの日」
今年からは、トーベ・ヤンソンさんの誕生日である8月9日が、正式な“ムーミンの日”と定められることになったそうだ。それまでは、「ムーミン」を愛する日本のファンたちによって制定された6月(ムー)3日(ミン)の語呂合わせ日が記念日であった。
ねぇムーミン、こっち向いて♪恥ずかしがら~ないで♪
「ムーミンのテーマー(副題ムーミンのうた)」懐かしいね~。もうずいぶん前、私の子供がまだ小さいころ、テレビでアニメのムーミンをよく見ていた。ムーミン谷を舞台に繰り広げられるこのアニメ、私も一緒に見ていたが、可愛いキャラクターで、大人が見ても楽しかったよ。
ムーミンは、1945(昭和20)年にトーベ・ヤンソンによって、フィンランドで誕生した。細かいストーリーなどよく覚えていないが、ムーミンはじめ、シルクハットがトレードマークのムーミンパパ、いつも優しいムーミンママ、かわいくて愛らしいムーミンのガールフレンドのフローレンなど、かばのような動物が主人公。ムーミンにつぐ人気者のスナフキンなど、このスナフキンは数少ない人間の型をしたキャラクターだったね~。いずれも、ムーミンの世界に登場する主人公達はとてもほのぼのとした、優しさにあふれていてよかった。
中でも、私が興味を引いたのは、スナフキン。家を持たず、誰にも同調せず、強い信念を持ち、いつも自由で、アニメではギターを弾いていた。この曲もよかったね~。この自由を愛する放浪の詩人・スナフキンは、ムーミンたちが冬眠に入る間はどこかへ行って、春になると谷に戻ってくる。麦藁帽子に一輪の花をさし、口にはパイプをくわえ、いつもムーミンたちを優しく見守っている不思議な人物だ。
このムーミンの世界は、原作者ヤンソンの家族を反映しているそうだ、鬱になると家族を連れて船出をするムーミンパパはお父さんのヴィクトール、イラストの仕事と家事を行ったりきたりするムーミン・ママはお母さんのシグネ。ムーミンは、ヤンソン自身である。そして、この不思議な人物スナフキンは、 ヤンソンの恋人の哲学者がモデルだったようだが、ヤンソン自身も重ね合わせていたようである。スナフキンの本名は原作では「スヌスムムリク」。これを、日本版アニメ作成時に、発音しやすく英訳で「スナフキン」に直したものだとか。
スナフキンは、束縛されることを嫌い一人で、自由に旅をしているが、それは、現実からの逃避ではなく、旅をしながらいろんな生き物に出会い、話をし、いろんな経験をしいろんなことを知るためである。そういえば、ムーミンのキャラクターの中では一番の思想家でもあるスナフキンには、多くの名言がある。
「大切なのは、自分のしたいことを自分で知ってるってことだよ」 《ムーミン谷の夏祭り》
「ものは、自分のものにしたくなったとたんに、あらゆる面倒が、降りかかってくるものさ。ぼくは、なんであろうと、見るだけに、している。立ち去る時には、全部、この頭にしまっておくのさ。かばんを運ぶより、ずっと快適だからね」《ムーミン谷の彗星》
等々・・・哲学的である。
スナフキンのように自由で、何も怖れず、自分のやりたいと思ったとおりにできたらどんなにいいだろう・・。世の中の多くの人がスナフキンに惹かれるのは、それぞれの人が心の中で求めているモデル像が、スナフキンだからではでないだろうか。
トーベ・ヤンソンさんは、2001年 6月27日、死去。<享年86歳>。今年(2005年)は、1945年に、トーベ・ヤンソンの手によってムーミンシリーズの最初の本『小さなトロールと大きな洪水』が、フィンランドの出版社からひっそりと誕生してから60周年にあたる。この記念すべき60周年に、講談社と筑摩書房が共同で「ムーミンブックフェア」を開催することになったそうだ。そして、今日(8月9日)を「ムーミンの日」と定めて、「ムーミン誕生60年の集い」が伊国屋ホール(紀伊国屋書店 新宿本店4階)で盛大に開かれるそうだよ。
(画像は、マイコレクションキャラクター物貯金箱「スナフキン」)
参考:
ムーミン公式サイト
http://www.moomin.co.jp/
スナフキンの世界
http://kazurintopuppy.cool.ne.jp/newpage13.html
名言サイト 【一千人の言葉集】
http://www.meigen1000.com/81-90.html
MIDI「ねえ! ムーミン」井上ひさし作詞・宇野誠一郎作曲(歌詞付だよ)
http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/00_songs.html
フィンランド文学情報サイト / KIRJOJEN PUUTARHA
http://kirjojenpuutarha.pupu.jp/artikkelit/arti_28.html
今年からは、トーベ・ヤンソンさんの誕生日である8月9日が、正式な“ムーミンの日”と定められることになったそうだ。それまでは、「ムーミン」を愛する日本のファンたちによって制定された6月(ムー)3日(ミン)の語呂合わせ日が記念日であった。
ねぇムーミン、こっち向いて♪恥ずかしがら~ないで♪
「ムーミンのテーマー(副題ムーミンのうた)」懐かしいね~。もうずいぶん前、私の子供がまだ小さいころ、テレビでアニメのムーミンをよく見ていた。ムーミン谷を舞台に繰り広げられるこのアニメ、私も一緒に見ていたが、可愛いキャラクターで、大人が見ても楽しかったよ。
ムーミンは、1945(昭和20)年にトーベ・ヤンソンによって、フィンランドで誕生した。細かいストーリーなどよく覚えていないが、ムーミンはじめ、シルクハットがトレードマークのムーミンパパ、いつも優しいムーミンママ、かわいくて愛らしいムーミンのガールフレンドのフローレンなど、かばのような動物が主人公。ムーミンにつぐ人気者のスナフキンなど、このスナフキンは数少ない人間の型をしたキャラクターだったね~。いずれも、ムーミンの世界に登場する主人公達はとてもほのぼのとした、優しさにあふれていてよかった。
中でも、私が興味を引いたのは、スナフキン。家を持たず、誰にも同調せず、強い信念を持ち、いつも自由で、アニメではギターを弾いていた。この曲もよかったね~。この自由を愛する放浪の詩人・スナフキンは、ムーミンたちが冬眠に入る間はどこかへ行って、春になると谷に戻ってくる。麦藁帽子に一輪の花をさし、口にはパイプをくわえ、いつもムーミンたちを優しく見守っている不思議な人物だ。
このムーミンの世界は、原作者ヤンソンの家族を反映しているそうだ、鬱になると家族を連れて船出をするムーミンパパはお父さんのヴィクトール、イラストの仕事と家事を行ったりきたりするムーミン・ママはお母さんのシグネ。ムーミンは、ヤンソン自身である。そして、この不思議な人物スナフキンは、 ヤンソンの恋人の哲学者がモデルだったようだが、ヤンソン自身も重ね合わせていたようである。スナフキンの本名は原作では「スヌスムムリク」。これを、日本版アニメ作成時に、発音しやすく英訳で「スナフキン」に直したものだとか。
スナフキンは、束縛されることを嫌い一人で、自由に旅をしているが、それは、現実からの逃避ではなく、旅をしながらいろんな生き物に出会い、話をし、いろんな経験をしいろんなことを知るためである。そういえば、ムーミンのキャラクターの中では一番の思想家でもあるスナフキンには、多くの名言がある。
「大切なのは、自分のしたいことを自分で知ってるってことだよ」 《ムーミン谷の夏祭り》
「ものは、自分のものにしたくなったとたんに、あらゆる面倒が、降りかかってくるものさ。ぼくは、なんであろうと、見るだけに、している。立ち去る時には、全部、この頭にしまっておくのさ。かばんを運ぶより、ずっと快適だからね」《ムーミン谷の彗星》
等々・・・哲学的である。
スナフキンのように自由で、何も怖れず、自分のやりたいと思ったとおりにできたらどんなにいいだろう・・。世の中の多くの人がスナフキンに惹かれるのは、それぞれの人が心の中で求めているモデル像が、スナフキンだからではでないだろうか。
トーベ・ヤンソンさんは、2001年 6月27日、死去。<享年86歳>。今年(2005年)は、1945年に、トーベ・ヤンソンの手によってムーミンシリーズの最初の本『小さなトロールと大きな洪水』が、フィンランドの出版社からひっそりと誕生してから60周年にあたる。この記念すべき60周年に、講談社と筑摩書房が共同で「ムーミンブックフェア」を開催することになったそうだ。そして、今日(8月9日)を「ムーミンの日」と定めて、「ムーミン誕生60年の集い」が伊国屋ホール(紀伊国屋書店 新宿本店4階)で盛大に開かれるそうだよ。
(画像は、マイコレクションキャラクター物貯金箱「スナフキン」)
参考:
ムーミン公式サイト
http://www.moomin.co.jp/
スナフキンの世界
http://kazurintopuppy.cool.ne.jp/newpage13.html
名言サイト 【一千人の言葉集】
http://www.meigen1000.com/81-90.html
MIDI「ねえ! ムーミン」井上ひさし作詞・宇野誠一郎作曲(歌詞付だよ)
http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/00_songs.html
フィンランド文学情報サイト / KIRJOJEN PUUTARHA
http://kirjojenpuutarha.pupu.jp/artikkelit/arti_28.html
子供が小さい頃、TVでムーミンを放送していました。よく一緒に見ました。確かその時はフローレンをノンノンと呼んでいたように記憶しています。長女がコロコロ肥えていて下膨れの顔だったのでノンノンと呼ぶと喜んでいました。
ムーミンパパもステキでしたね。
何より大好きなのはテーマの
♪ねえ ムーミン こっち向いて
恥ずかしがらないで・・・
因みに私はムーミンのお婆ちゃんに
見えると思いますよ。
ムーミンの恋人役はノンノンからフローレンに名前が変わったらしいね。家人に聞いてみると「ノンノン」だと否定しているように聞こえるからなんだって・・・・
ムーミンの歌は、ほんわかとしたいい歌ですね。私もこんな歌は大好きでですよ。
しかし、このドラマは、結構哲学的で、いろいろ示唆することがありますね。いいドラマです。