今日(4月22日)は「アースデー(地球の日)」
アースデー世界協議会等が主催。1970(昭和45)年、アメリカの市民運動指導者で、当時大学生だったデニス・ヘイズが提唱。
地球全体の環境をまもる為、ひとりひとりが行動を起こす日。
皆さんは、アースデイって何か知ってますか?私はよく知らなかったので、ネットで調べたところ、今では、Yahoo!ボランティア のトップに毎年アースデイ特集が掲載されている。
Yahoo!ボランティア - アースデイ特集2006
http://volunteer.yahoo.co.jp/feature/earthday2006/
1960年代終わりごろ、農薬や殺虫剤などの化学物質の過剰な使用が自然の生態系を破壊することを論証したレイチェル・カーソン著の「沈黙の春」がじわじわと浸透し、ようやく環境問題に人々の関心が集まり始めたものの、環境問題や、その保護のために力を注ぐ政治家はまだ少ない時代。その内の一人だったアメリカ・ウィスコンシン州選出のG・ネルソン上院議員は、学生運動・市民運動が盛んなこの時代に、環境のかかえる問題に対しても人々に関心を持ってもらおうと考えた。そこでベトナム反戦運動で盛り上がった「ティーチ・イン」(討論集会)を環境問題に応用できないかと、当時スタンフォード大学学生で全米学生自治会長をしていたデニス・ヘイズ氏に伝えた。このアイデアを受けて、1970年デニスは全米中にアースデイを呼びかけ、コーディネートし、4月22日をアースデイであると宣言したのが始まりという。
1970年から続くアースデイには、大人から子どもまで、国境・民族・信条・政党・宗派を越えて多くの市民が参加し、今では、世界184の国と地域、約5000か所で行われている、世界最大の環境フェスティバルとなっているそうだ。そして、1970(昭和45)年から1990(平成2)年までは10年に1度実施されていたが、1991(平成3)年からは毎年開催されているという。日本のアースデイは1990年のアースデイを出発点とし、『'90年代を国際環境の10年にしよう』と言う呼びかけに賛同した人びとが日本連絡所(連絡責任者 須田春海氏)」を結成したことから始まり日本全国の市民団体、環境団体に呼びかけ、日本でのアースデイを行い、その後10年間、各地アースデイの世話役を務めてきたそうだが、2000年に「国際環境の10年」を総括した『地球環境よくなった?』という書籍の出版を最後に日本連絡所は解散したそうだ。
そして、新たなる飛躍を目指して、2001年4月20~22日、東京では新たに実行委員長にC.W.ニコル氏を迎え、代々木公園と明治神宮、新宿パークタワーを会場に、坂本龍一氏のフリーライブをはじめ、さまざまなイベントが催され、また全国の会場とつなぎ、初めてインターネット中継されたそうだ。その後も東京でのアースデイは、毎年代々木公園をメイン会場に開催され、参加団体数、内容、来場者数も年を重ねるごとに多くなっており、国内最大の市民ボランティアによる環境フェアとして、すっかり定着しているという。
日本で最初の歩行者天国が銀座に誕生したのも、このアースデイがきっかけだそうだ。
ネット上には、日本語による、日本のアースデイ公式サイトも出来ており、「アースデー」についてよくわからない人は一度、覗いて見ては・・・。→ARETHDAY.JP
同HPでも言っているように、”環境問題は、ある意味では人とそれ以外の生物、人と地球、人と人のコミュニケーション問題ともいえる。”人は、この地球とのかかわりなしには、生きてゆけない。今では、アースデイ(地球の日)と名乗らなくても、地球環境を考える多彩な催しが様々な人びとによって日本各地で行われている。そのような中で、私たち一人ひとりにとって、今一番大切なことは、日常の身の周りの地球環境問題に責任を持つってかかわっていくことだろう。
今日の「アースデイ」に「私に何ができるのか?」・・・を考えてみるのも良いのではないか。あなたの身近なところでの活動は、アースデイ2006 各地の情報 を見ればわかるよ。手軽に出来ることからはじめてみるといいよね。
(画像は「地球環境カラーイラスト百科」。サブタイトル:森林・海・大気・河川・都市環境の基礎知識。Rosa Costa‐Pau (著)。出版社: 産調出版 )
参考:
ARETHDAY.JP(日本のアースデイ公式サイト )
http://earthday.jp/
Yahoo!ボランティア - アースデイ特集2006
http://volunteer.yahoo.co.jp/feature/earthday2006/
アースデー世界協議会等が主催。1970(昭和45)年、アメリカの市民運動指導者で、当時大学生だったデニス・ヘイズが提唱。
地球全体の環境をまもる為、ひとりひとりが行動を起こす日。
皆さんは、アースデイって何か知ってますか?私はよく知らなかったので、ネットで調べたところ、今では、Yahoo!ボランティア のトップに毎年アースデイ特集が掲載されている。
Yahoo!ボランティア - アースデイ特集2006
http://volunteer.yahoo.co.jp/feature/earthday2006/
1960年代終わりごろ、農薬や殺虫剤などの化学物質の過剰な使用が自然の生態系を破壊することを論証したレイチェル・カーソン著の「沈黙の春」がじわじわと浸透し、ようやく環境問題に人々の関心が集まり始めたものの、環境問題や、その保護のために力を注ぐ政治家はまだ少ない時代。その内の一人だったアメリカ・ウィスコンシン州選出のG・ネルソン上院議員は、学生運動・市民運動が盛んなこの時代に、環境のかかえる問題に対しても人々に関心を持ってもらおうと考えた。そこでベトナム反戦運動で盛り上がった「ティーチ・イン」(討論集会)を環境問題に応用できないかと、当時スタンフォード大学学生で全米学生自治会長をしていたデニス・ヘイズ氏に伝えた。このアイデアを受けて、1970年デニスは全米中にアースデイを呼びかけ、コーディネートし、4月22日をアースデイであると宣言したのが始まりという。
1970年から続くアースデイには、大人から子どもまで、国境・民族・信条・政党・宗派を越えて多くの市民が参加し、今では、世界184の国と地域、約5000か所で行われている、世界最大の環境フェスティバルとなっているそうだ。そして、1970(昭和45)年から1990(平成2)年までは10年に1度実施されていたが、1991(平成3)年からは毎年開催されているという。日本のアースデイは1990年のアースデイを出発点とし、『'90年代を国際環境の10年にしよう』と言う呼びかけに賛同した人びとが日本連絡所(連絡責任者 須田春海氏)」を結成したことから始まり日本全国の市民団体、環境団体に呼びかけ、日本でのアースデイを行い、その後10年間、各地アースデイの世話役を務めてきたそうだが、2000年に「国際環境の10年」を総括した『地球環境よくなった?』という書籍の出版を最後に日本連絡所は解散したそうだ。
そして、新たなる飛躍を目指して、2001年4月20~22日、東京では新たに実行委員長にC.W.ニコル氏を迎え、代々木公園と明治神宮、新宿パークタワーを会場に、坂本龍一氏のフリーライブをはじめ、さまざまなイベントが催され、また全国の会場とつなぎ、初めてインターネット中継されたそうだ。その後も東京でのアースデイは、毎年代々木公園をメイン会場に開催され、参加団体数、内容、来場者数も年を重ねるごとに多くなっており、国内最大の市民ボランティアによる環境フェアとして、すっかり定着しているという。
日本で最初の歩行者天国が銀座に誕生したのも、このアースデイがきっかけだそうだ。
ネット上には、日本語による、日本のアースデイ公式サイトも出来ており、「アースデー」についてよくわからない人は一度、覗いて見ては・・・。→ARETHDAY.JP
同HPでも言っているように、”環境問題は、ある意味では人とそれ以外の生物、人と地球、人と人のコミュニケーション問題ともいえる。”人は、この地球とのかかわりなしには、生きてゆけない。今では、アースデイ(地球の日)と名乗らなくても、地球環境を考える多彩な催しが様々な人びとによって日本各地で行われている。そのような中で、私たち一人ひとりにとって、今一番大切なことは、日常の身の周りの地球環境問題に責任を持つってかかわっていくことだろう。
今日の「アースデイ」に「私に何ができるのか?」・・・を考えてみるのも良いのではないか。あなたの身近なところでの活動は、アースデイ2006 各地の情報 を見ればわかるよ。手軽に出来ることからはじめてみるといいよね。
(画像は「地球環境カラーイラスト百科」。サブタイトル:森林・海・大気・河川・都市環境の基礎知識。Rosa Costa‐Pau (著)。出版社: 産調出版 )
参考:
ARETHDAY.JP(日本のアースデイ公式サイト )
http://earthday.jp/
Yahoo!ボランティア - アースデイ特集2006
http://volunteer.yahoo.co.jp/feature/earthday2006/