さまよえる天神さん

てくてく てくてく 風景と

荒倉山 2

2022-04-13 | 里山あるき

油戸海水浴場の駐車場に10時過ぎに到着。


工事関係のプレハブと左側が公衆トイレ

集落の中を10分ほど歩いて駐車スペース

登山口

タチツボ?スミレの種類はわかりません



油戸海岸

キクザキイチゲは今年は当たり年なのか

葉わさび?







カタクリとイチゲの道を抜けていきます

地味にエンレイソウ



キクザキイチゲ、今年ほど見た年はないなあ

ルリソウも



近頃庄内海岸アルプスなどといわれる高館山方面との分岐

高館山のテレビ塔がみえます

荒倉山山頂、20分ほど休憩して

少し下って荒倉神社へ、昔は東の羽黒山と並んで西羽黒として栄えたようです。由緒ある立派な社殿。

神社に参拝し、もう一回登り返し、来た道を帰ります。

カタクリとイチゲの道をゆっくりと何度も立ち止まりながら下ります。

油戸海岸まで下りてきました。約3時間半ほどの里山歩き、当初は由良方面へと縦走する予定でしたが、登りで満足、帰りの車道歩きはまあいいかとこちらからのピストンになりました。

かつて、横光利一がこの荒倉山の内陸側の村で過ごし、書いたように、

「東羽黒に追い詰められて滅亡した僧兵らの辷り下り、走り上った山路も、峠を一つ登れば下は海だ。」(『夜の靴』講談社文芸文庫)

春先の穏やかな日本海が広がってます。