S2000と茶の湯 日々是好日

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ぶつぶつと 私の備忘録

茶壺の紐 真 右側の結び方

2019-12-05 23:25:56 | S2000

右側は 下から通します

 

 

わかりにくいので 平面で

右の紐の先を 左の輪の間を下から通します

 

上の輪と 下の輪がつながって 間の輪はつながっていません

 

 

左の輪の間を抜けて輪を作り

輪の下から紐が出ます

 

 

二つ目の輪も下から紐を通し 輪を作って

下から引き抜きます

この輪は左の輪とつながりません

 

三つ目の輪は 下から抜けた紐の先が

 

鉛筆の入るところを 上から抜けます

そうして 三つ目の輪の下から紐が抜けて

 

最後に 左右の紐がそろいます

 

右側の長い紐で 結びます

あとはきれいに形を整えます

 

結び方は

左は 上から上から

右は 下から下から 

最後に左の中を抜ける時だけ上から入れて下から出す

 

多分 紐の流れを追うと 結び方はわかると思います

 

11月の口切の時しか出てこない茶壺ですけれど

紐は忘れないように たまには結ぶといいですね

 

これは 自分のメモ代わり

来年忘れたら 自分のブログを検索すれば

出てくるでしょう

 

これは 基本結びで

もっと ほかの飾り結びもあるようですが 

とりあえずは 基本大事ということで

今年の茶壺の稽古は終わりです


茶壺の紐 真 左側の結び方

2019-12-05 22:43:32 | 稽古

写真では 少しわかりにくいかもしれませんが

 右側を上にします

 

 右の輪を下にして重ねます

 

輪を壺の口にかぶせます

この時 右側の紐を少し長くしておきます

 

左側を結びます

 

 

 結びはじめ

 

左側は紐の先を 上から通します 通したひもをひきぬいて 輪を作ります

 

二つ目の輪も 紐を上から通します

引き抜いたところ 輪が二つできています

 

三つ目の輪も同じように作ります

 

これで 輪が三つできましたけれど 

この時に輪がねじれないように注意します

 

 

平たく置くと こんな感じです

 

紐の流れを追うと すべて上から入っているのがよくわかります

 

写真が全部は入らないので

とりあえず 左側の結び方

次に 右側を結びます

 

先日 行・草 の結び方をアップしたら

今日のお稽古の方が 上手に結んでこられました

おかげで 今日は紐に時間を取られずに

ほかのお稽古ができました

 

今回も 生徒さんに期待です


時代は変わる お茶の流派も 裏千家は

2019-12-05 08:12:50 | つぶやき

先日 敬史さんの若宗匠襲名の記事が新聞やネットに出ておりました

毎年 初釜の時に 家元 大宗匠 敬史さん 伊住さんや大谷さん 

皆さん 男性方がずら~と並んで 新年のご挨拶をしてくださいます

今年も 元気に頑張ろうと 心新たにいたしますけれど

 

お茶もある意味 先細り

なくなりはしないけれど 年齢層がかなり高い

今の若い方が魅力を感じるような世界を作らなければ

年寄りばかりになってしまうでしょう

 

教える側にも 責任があると思います

お茶は日本の伝統文化の集大成だということを

しっかり教えるべきだと思います

ただ 手前の順序だけなら 習う世界が狭くなってしまいます

 

風呂敷の包み方 金封のお金の入れ方

お食事の仕方 ご挨拶 茶室の出入り 庭の使い方

料理に お花 生けること育てること

お道具の始末 

みんな 先輩方を見て覚えました

 

お茶の流派も 表さんは昨年お家元を襲名

官休庵さんは 今年

どこも若返りで 各流派 それぞれ

これからの道を模索しているところでしょうか

 

先日のお茶会で官休庵さんのお道具がすごくて

松江のどこにこんなお道具があったのかと驚きでしたけれど

もっとびっくりしたのは

お道具が京都から 業躰先生がお持ちになられたということ ・・

昨年の 不昧公没後200年のお茶会では宗屋さんご自身が

席を持たれました 

宗屋さんのおじいさまがこちらの方で

それで よけいかもしれませんが

これからは 官休庵さんのお席が面白いかも

お道具好きにとっては とても魅力的

お家元さんも お話が面白くて 勉強になります

 

講演会に行きましたけれど

お話はきっちり1時間半で終わり あとの質疑応答が多くて

時間オーバーでした

お茶を習っていない方も多かったように思いました

 

裏千家の若宗匠は 

これから どんな活動をされていくのか

楽しみで 期待しております