箪笥の整理をしていて出てきたもの
最近は あまりないですけれど
以前 よくちょっとしたお返しにいただいたりいたしました
おひざ掛け どんな時に使うんでしょうか
お食事会 ? 結婚式やレストランではちゃんとありますし
ハンカチには大きすぎて ど派手なレースがついています
お茶会の点心席 ?
大寄せで たくさんの方が食事をされる 広間ならいいですけれど
お家元さんの 初釜の点心席では
なぜかお膝の上に ハンカチを広げる方はありません
皆さん 訪問着の上等なんですが
私は平成12年からですから もう20年
初めての時 うっかりハンカチを出したら
周り 誰も膝にかけている方がいなかった ・・・ 冷や汗
まだ40代でしたし 初参加で 様子もわかりませんでした
まして お椀の蓋をお皿代わりにされる方もなし
周りを見ていると
たいていの方は 懐紙を出して それをお皿代わりに
上に載せるわけではないですが 受け皿になります
あ そうかと ・・・
見て慣れろ ですね
時代は変わり 初釜も少しづつ 様変わり
最近は 人数も少なくなりました
お家元様のほうで 人数を絞っていらっしゃるようで
教授をいただいても 3年据え置き 初釜参加はいただいてから3年後のご案内
許状申請をしていない方は ご案内無し それは 当然だと思います
私たちが 何らかの形で貢献できるのは 年会費と申請料ぐらいですから
十年ひと昔 もう ふた昔も前になりますけれど
以前は お家元様がお濃茶をお点前をされるときは
私たちは 貴人清次のお供のように 控えておりました
業躰先生が お家元様が入られる前に そういう風に指導なさいましたので
その業躰先生方も 若返りで お顔触れがほとんど変わりました
今は 以前からの方は手を控えて 最近の方は 手がお膝
いちいち おっしゃいません
そういう気持ちで 拝見させていただいて
1服頂戴するということなんでしょうね
手をつくということは
ご案内いただけるのは ありがたいことですから
自分が 元気な間は 行こうと思います
来月 1月の京都は 少しは人が少ないでしょう
秋は すごかったです
用事もないのに 行くところではないと ・・・