S2000と茶の湯 日々是好日

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ぶつぶつと 私の備忘録

お茶杓の銘 最上川  梅雨ですね

2021-05-20 23:42:09 | 茶席の会話・季節の言葉

奥の細道の中で 松尾芭蕉が詠んだ句

 

五月雨を 集めてはやし 最上川

 

五月雨というのは 梅雨のこと 今でいえば6月の雨

旧暦では 5月

 

最上川は 国内最長 日本三大急流 で

梅雨の雨で 激流となった最上川を 芭蕉が下ったときの句  ?

 

 

チャレンジャですね そんな川を 船で下るなんて

と いうけれども そんな川に 船で出れるはずもなく 川止めでしょうね

 

初めの句は

五月雨を集めて涼し最上川 だったようですので

 

 

まあ 最上川は 梅雨時の銘

五月晴れも 五月がついていますけれど

梅雨時の つかの間の 晴のことです

 

お茶杓の銘を考えるのも また 楽しいことです

 

もう 梅雨入りしましたので

これからは 夏のご銘ですね


お軸は伊勢物語 東下り 駿河の国

2021-05-20 07:47:23 | 床・軸
 
 

昔男在りけり ・・・ で有名な伊勢物語

九段 東下りの 三河の国の次の

 

行き行きて 駿河の国に至りぬ

 

時知らぬ山は富士の嶺いつとてか鹿の子斑に雪は降るらむ

 

 

 

絵だけですので 待合掛け

お稽古だから 本席にかけております

伊勢物語は 色々お話があり 面白いです

 

 

富士山を見上げる 男 在原業平

 

 

なほ 行き行きて 武蔵の国と下総の国の間 いと大きなる河あり

それを 隅田川という ここで 隅田川が出てきて 都鳥が登場

 

  名にし負はばいざこと問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと

 

この歌も 有名

 

都鳥の香合もありますけれど

焼き物がほとんどなので この時期には使えません

 

都鳥って ゆりかもめのことなので 渡り鳥です

この時期 いたのかな ?

よくわかりません