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ぶつぶつと 私の備忘録

義母を97才で送りました 葬儀の顛末 その2

2021-05-28 23:17:32 | つぶやき
 
 

葬儀は地方によって かなり違いますね

この辺りは よその逆で

初めに葬儀 出棺

そのあと 場所を移して 告別式

 

連れて帰れば 枕経

お供えするものは ご飯 (割りばしは割らずに真ん中に挿しておきます) 

            お団子 1ほん花 水

            線香立て ろうそく

 

お通夜も 同じ場所で そのままで

 

入棺の時は 入棺師さんに来ていただきました

驚くほど きれいにしてくださいます

97のおばあちゃんが 生まれて初めて マニキュアまでしていただいて

着物のかけ方も きれい お化粧もばっちり

ほかを節約しても これは よかったです

私も 息子に頼んでおきましょう

 

自宅の祭壇は 買取の小さな祭壇だけ

あのきらびやかなのは しませんでした

告別式は お寺でしたし

お寺の 立派な祭壇に 祭っていただきました

 

お寺は檀家のもので お寺さんのものではないので

使わせていただきました

建物が新しくなる時に どこのお宅も三桁の寄付をしていますから

 

今までだと 出棺 火葬場 火葬場で待っている間にお昼ご飯を食べましたけれど

コロナで 飲食禁止

骨揚げの後 お寺に移動して お寺で食事

広いお部屋で 6人づつ交代 その都度 消毒

お茶の接待もお断りして ペットボトルで

 

葬儀でクラスターなんてことになったら大変ですから

出来るだけ小人数で

 

本堂の中は広いですから 大丈夫です

 

葬式の後 初七日もして そのあとは納骨

お寺だと お墓もそばですから すべて1日で終われます

 

最後に初七日の仕上げは折でお持ち帰りしていただいて

お寺さんには お膳料をお包みして

四十九日までの予定を決めて 終了です

 

逮夜を1回だけ 来ていただいて

後は お包だけして お寺で拝んでいただくよう

お願いしてしまいました

お寺さんも そのほうがいいでしょうし

うちも 楽です

 

最近は逮夜をされないお宅も多いですし

時代が変われば そうなるでしょう

ただ 今はお寺の世話役をしているので

逮夜はしませんとも言えないので

まあ 楽なところで落ち着きました

 

 

不祝儀の時は 下を折り上げて 上から蓋をして包みます


義母を97才で送りました 葬儀の顛末 その1

2021-05-28 11:36:46 | つぶやき
 
 

我が家は 歴代ご長寿で 祖父97 祖母100  母97

自分の親は 60代 で 行きましたけれど

嫁にきて 4人送りました

 

人は必ず あちらの世界に行きます

遅かれ早かれ

97にもなれば 孫の祭りといわれますけれど

めったに合わない いとこ同士が 顔を合わせたり

唯 今回は コロナで ほとんど来客無し

子供たちにも 帰るなと言いました

今の時期 大阪や広島ナンバーの車が来ると

何を言われるやら

こんなとき 田舎の狭い社会は大変です

 

葬儀の様子も その都度違いますし

自分が年を取ると 物事もよく見えてくるし

送られる人が 天寿全うなら 気持ちも楽です

 

今回は お茶事の最中 懐石が終わり 初炭が始まるころに 連絡があって

とりあえず 懐石が終わっていたので あとは生徒さんに任せて

出ました

 

老衰でしたので 病院ではなく施設

せっかくは入れた 特養

新築の とてもきれいな施設で 皆さんに良くしていただいて

これで 手が離れたと思っておりましたのに

入所して3か月 あっけなく 行ってしまいました

 

病気ではないので とても穏やかな顔でした

 

まず 亡くなると 家に連れて帰らないといけません

最近は そのまま 葬儀会場に行かれる方もありますけれど

やはり 自分の家から 送り出してあげたいなあ と ・・・

 

はじめ驚きましたけれど

主人は 必ず自分が連れて帰るんです 自分の車で

施設の方が こちらの車で送りましょうか と 言ってくださいましたけれど

やはり自分がと ・・・ 祖父母も 両親も

ガイドで山の中にいたので 主人が来るまで 4時間 待ちました

お客様を ちゃんと下ろさないと 帰れませんから

 

帰れば 葬儀社の方と相談

以前はプラスの交渉でしたけれど 今はマイナス 引き算の交渉になります

普通張ってある 白黒の幕 あの幕は張らなくていいです と

向こうの方が ? あの幕は 儀式的に必要なものではなく

周りを隠すためのものという事でしたので

我が家は 隠すものがないので 幕はいりませんと

 

後から来られた葬儀社の方が 我が家の中を見て

綺麗ですね と

1階の続3部屋 お茶事に使っているので 何も置いていません

おまけに お茶事前日 生徒さんたちが掃除して

掃除機までかけて帰られましたので

私は 掃除せずでした

 

お茶をしていると こんな時に役立つ意外なものもあります

屏風 展観席用の6曲の屏風 墨蹟ですので なかなか良かったですね

 

家の中が明るくて 風通しもよく お葬式という感じがしませんでした

コロナで ほとんど来る人もなく

なんとなく のんびりでした