我が家の花暦、今回はナンテンを取り上げました。風雨で曲がってしまった茎の途中からも、花が咲こうとしていました。ナンテンは難を転じると読めるので、縁起の良い木とされているのだそうです。
さて、ブログを始めてもう3年半になりました。そこで、これまでの経過を振り返ってみることにしました。最初は、ホームページの開設を検討していたのですが、操作性と容量の点から、多少の制約はあっても、ブログの方が有利と判断して、ブログを選びました。ただ、日記の類を公開する気はなかったので、テーマを決めて取材し、記事を書き、連載形式で投稿することにしました。以下、カテゴリー別に、これまで扱ってきたテーマの内容を示しておきます。
1.稲荷百社詣(2007.11~2008.4)
都内の稲荷神社百社をめぐる紀行文。ただし、陰陽五行説をちょっと借りて与太話にしてしまった巡拝記。
2.古いアルバムめくり
(1)竜ノ口渓谷から太白山へ(2008.4)
昔、仙台市内の竜口渓谷と名峰太白山を歩いた時の記録と写真。初代オリンパス・ペンで撮影。
(2)阿蘇九重(2010.8~2010.9)
昔、阿蘇山と九重山に登った時の記録と写真。写真は主に、初代オリンパス・ペンで撮影したカラースライドによる。
(3)初代オリンパス・ペンの思い出(2010.9)
初代オリンパス・ペンについての思い出。
(4)ある船の残像(2010.9~2010.10)
今は廃船となった海底ケーブル敷設船・千代田丸の写真。初代オリンパス・ペンで撮影。
3.巡見使の旅(2008.4~2008.11)
江戸幕府は、各藩の情勢監察のため各地に巡見使を派遣したが、そのうち、陸奥・出羽・松前に派遣された巡見使の道中記をもとに、旅の道筋を追ってみた。
4.江戸近郊の小さな旅(2008.11~2009.8)
文化文政の頃、江戸近郊を歩き紀行文を書いた村尾嘉稜の足跡をたどる。方面別に編集された原著を、執筆順に並べ替えた。老年を迎えた嘉稜の心境にも着目。
5.気ままに百人一曲(2009.8~2009.10)
クラシックの作曲家百人に対し、各々一曲を勝手気ままに選んだもの。
6.神田川橋めぐり(2009.10~2009.1210)
神田川を上から下まで橋めぐりをした紀行文。10数年前の写真で、現在の橋との比較ができそう。
7.民話伝説の世界(2009.12)
民話を改ざんしたらどうなるかという、単なるお遊び。
8.寺社巡拝(2009.12~2010.1)
江戸時代の地図をもとに、都内の七福神めぐりをしてみた。
9.しょーとしょーと
いわゆる掌編小説、といっても与太話の類だが、それでよろしければどうぞ。
(1)(2010.1~2010.2)
(2)(2010.3~2010.4)
10.あの町この町
あちこちの町を取り上げ、思い付くままに書く。錦糸町は、駅北側地区の再開発の前後についての記事を含む。
(1)錦糸町雑記(2010.2~2010.3)
(2)気ままに亀戸散歩(2010.3)
11.千川上水花めぐり(2010.4~2010.5)
千川上水路図や明治の迅速図などを参考に、明治の風景を思い描きながら、千川上水跡を歩いた紀行文。
12.絵葉書で海外の旅(2010.5~2010.8)
大正時代の欧米の風景絵葉書を、当時の海外旅行を思い描きながら、眺めてみた。斎藤茂吉の日本帰航記の概要付き。
13.都電荒川線に沿って(2010.11~2011.4)
都電荒川線に沿って早稲田から三ノ輪橋まで歩いた紀行文。
14.神田川支流散歩(2011.5~2011.6)
善福寺川、妙正寺川、桃園川を見て歩いた紀行文。
当ブログは主として、散歩、旅、紀行、雑文などを扱ってはいますが、雑録の名の通り、種々雑多なテーマが扱われることになってしまいました。また、新しい記事が優先されるため、古い記事が埋もれがちで、修正が必要な記事も放置されたままという事になりました。この点をどうするかが、今後の検討課題でしょう。
(6.27修正)
次回ですが、古いアルバムめくりの五回目として、戦前・戦中の写真を公開することにしました。題して「戦前戦中写真館」。それでは、 夢七。