夢七雑録

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新井薬師から千川まで桜並木散歩

2023-03-26 20:01:50 | 散歩道あれこれ

新井薬師を起点として複数の桜並木を歩いてみた。新井薬師は通称で、正式には松高山梅照院薬王寺と言うらしい。本尊は薬師如来座像で、眼病に御利益があるとされる。

新井薬師の桜を撮ろうとしているカメラの横をすり抜けて、本堂にお参り。それから境内を見て回る。境内には桜が多く、 寺の裏手の新井薬師公園も桜の並木になっていた。

公園を出たところが中野通りで、ここからは通りを北に向かう。中野通りの桜並木も、今日はおそらく満開か、それに近い状態に当たるのだろう。

歩道橋の上に大勢の人が居ることに気づく。桜並木の道路を横切っていく西武新宿線の電車を撮影しているらしい。撮影向きの場所は既に占領されている故、階段途中で1枚パチリ。

中野通りを先に進み、下田橋の手前で哲学堂に入ってみる。妙正寺川の向こう側は桜の広場になっていて、花見を楽しんでいる人たちの姿が見えるが、今回は先の予定がある。哲学堂はまたの機会に、外に出て中野通りを北に向かい蓮華寺下の交差点に出る。中野通りはここを右に、その先の交差点を左に行き、目白通りとの交差点(南長崎六)で終わりとなる。なお、この交差点は中野区、新宿区、豊島区の境界にあたる。

蓮華寺交差点から新青梅街道を左に行く。この道にも桜並木は続いている。江古田公園を過ぎて江古田大橋を渡り、その先の交差点で北側の歩道に移る。街道は上り坂となり江古田通りに出る。歴史民俗資料館に行くのは割愛して今回は江古田通りを北に向かう。

江古田通りを先に進み、東福寺を過ぎて江古田川を渡る。その先の交差点を左に行くと江古田憩い橋があり、ここから桜を見ながら江古田川沿いに進み、橋を渡って江古田の森公園に入る。公園内を散策したいところだが、時間が無いので北江古田橋を渡って右に行き江古田通りに戻る。交差点を左に行けば大江戸線の新江古田駅に出る。

目白通りを渡って江古田通りを北に向かうと、江古田駅南口の交差点で千川通りに出る。ここを右に桜並木の道を歩く。所々にある桜の巨樹は精一杯の花をつけている。満開と言っても良いのだろう。

先に進むと、角にコンビニのある交差点(練馬区と豊島区の境界)で桜並木は終わる。この交差点は、千川通りを流れていた千川上水が直角に曲がる地点に相当し、以前は、この交差点を曲がり西武池袋線の踏切を渡って先に行く通りも千川通りと呼ばれていた。しかし今は、この交差点で千川通りは終わりになっている。

西武池袋線を渡った少し先から桜並木が始まるが、見頃にはまだ早い。いま満開の桜を見るのであれば、明豊中の辺りから先になるだろう。千川上水跡を公園化した千川親水公園沿いにも、所々に桜がある。それらを見ながら進めば、千川駅のある要町三の交差点に出る。この交差点を横切って板橋高沿いに流れていた千川上水は姿を消しているが、桜並木だけは板橋高の敷地に沿って、少し先まで続いている。

 

 

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板橋区赤塚の梅林

2023-03-11 08:00:40 | 散歩道あれこれ

今回は有楽町線の地下鉄赤塚駅を起点としたが、東上線の下赤塚駅を起点としてもよい。赤塚中央通りを北に向かうと、やがて下り坂。今は緑道になっている前谷津川を渡り急坂を上がれば松月院前の交差点に出る。松月院は江戸時代からよく知られていたらしく、「江戸名所図会」の巻之四にも図入りで取り上げられている。江戸の散歩の達人・嘉陵も来ており、当ブログでも「江戸近郊の旅・嘉陵紀行」の“吹上観音道くさ”の項で取り上げている。

松月院前の交差点から坂を下る。松月院前から東京大仏前の交差点までの道路が開通する以前、この道路の西側も松月院の境内であったらしい。先に進むと、東京大仏の乗蓮寺の入口がある。昭和46年に板橋仲宿から移転してきた寺だが、何度か行っているのでパスし、美術館入口の交差点へ。左に行くと赤塚城址の梅林に出るのだが、今回は先に板橋区立赤塚溜池公園に行く。梅まつりは終わってしまったらしいが、梅林見物だけなら遅くはない。梅を眺めながら園内を散策し、溜池を一回りして小休止。今回は赤塚城址より梅の方に関心があるので、郷土資料館は又の機会ということに。

赤塚城址は都立赤塚公園の城址地区になっている。赤塚溜池公園から急坂を一気に登り切って赤塚公園へ。久しぶりのハイキング気分。多少疲れたが、休んではいられない。赤塚城址の原っぱを突っ切って赤塚公園の梅林に向かう。ここの梅林は、梅畑だったものを農家から譲りうけたものなので、赤塚溜池公園の梅とは一寸ばかり違う。梅林の出口は南東側にあり、ここを左に行くと美術館入口の交差点に出る。今までは、ここから三田線の高島平駅に出ていたのだが、今回は別のルートで成増駅に向かうことにした。

 

 

 

 

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中野区の梅の名所・哲学堂へ

2023-03-05 11:12:44 | 散歩道あれこれ

今回は、中野区の梅の名所である哲学堂を取り上げる。大江戸線の落合南長崎駅から南に、交差点を渡って新青梅街道を西に向かい、猫地蔵堂入口の先で新青梅街道から分かれて左前方の道を進む。哲学堂通りに出て左へ、バス停の先を右に渡って哲学堂に入る。哲学堂の建立は明治36年。明治から大正にかけて建てられた建造物等が多く現存している。それらを見て回り、観象梁という橋で妙正寺川を渡る。大正時代には川の南側は田畑で、天文・気象などの自然観察に向いた場所だった事が橋の名の由来らしい。この橋は富士桟とも呼ばれていたが、現在の橋に架け替えられる以前は、橋の高欄が富士の形だったからだろう。今は橋を渡った先が哲学の庭になっているが、戦後しばらくの間は料亭の痕跡が残っていた。橋から西側は戦前からの梅林だったが、現在は梅の木が多い庭園風に整備されている。

哲学堂を出たあと中野通りを渡って北野神社へ行く。参詣のあと、妙正寺川の南側、崖下の日陰の道を歩く。この辺りで天然氷を製造したことがあったらしいが、場所がどこかは分からない。江古田公園橋を渡って北側の江古田公園に出る。園内では江古田古戦場の碑が目立つ。「鎌倉大草紙」には、江古田原沼袋で豊島一族と太田道灌が戦ったことが記されているが、戦いは広い地域で行われていたのだろう。新青梅街道に出て江古田大橋で江古田川を渡る。その先、江古田一丁目西の交差点で北側の歩道に移り西に向かう。

街道は少し上り坂となり江古田通りを過ぎると交番がある。その先の右手にある中野区立歴史民俗資料館に入る。入館は無料。おひなさま展を開催中だった。今回の散歩はここまで。帰りは新青梅街道を西に行き、沼袋の交差点を南に行けば西武新宿線の沼袋駅に出る。或いは、資料館の裏手に出て東に行くと江古田通りに出るので、ここを北に行けば大江戸線の新江古田駅に出る。また、新青梅街道を東に戻って落合南長崎駅に出ても良い。

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