我が家の花暦、今回はコムラサキ(ムラサキシキブ)。その紫色の実も残り少なくなり、葉も枯れかかって、冬を待ち受けるばかりになっている。
当ブログも8年目に入ったが、これを機に、新たな企画として公園・庭園めぐりを取り上げることにした。折から、都内9庭園の紅葉巡りスタンプラリーが開催中で、5カ所を回ればカレンダーを貰えるという事だったので、とりあえず回ってみた。
小石川後楽園は水戸徳川家の屋敷内に造られた庭園で特別名勝に指定されている。現在は白糸の滝や大泉水石橋の修復工事中で、仮橋が設けられていたため、何時もとは違った視点で大泉水を眺める事が出来た。
六義園は、柳沢吉保が屋敷内に造り上げた庭園で特別名勝に指定されている。訪れた時は津軽三味線の演奏会があり、その余韻に浸りつつ園内を見て回った。
旧古河庭園は、丘の上の洋館及び洋風庭園と低地の日本庭園から成っている。洋風庭園ではバラ、そして日本庭園では紅葉が始まっていた。
旧岩崎邸庭園は岩崎家の本邸だったところで、洋館、和館、撞球室が残っている。隣接する国立現代建築資料館では菊竹清訓展を開催中で、期間内は旧岩崎庭園から入場できるので見に行ったが、この建築家の事をもう少し知りたい気がした。
向島百花園は江戸の文人墨客の協力を得て造られた民営の庭園で、園内では、古菊の展示が行われていた。
ここまで5庭園を回りスタンプを集めたところで来年のカレンダーを入手することは出来た。しかし、ざっと見て回っただけでは少々物足りない気もした。そこで、9庭園以外の公園、庭園、植物園なども含めて、時間を掛けて見て回った上で、その都度、投稿することにした。