世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

大菩薩嶺(2057m)登山

2014年06月18日 | 登山 ハイキング ウォーキング

梅雨の晴れ間、それ行け、今だとばかりに山登り(ハイキング?)に出かけました

行き先は百名山のひとつ、あの中里介山の「大菩薩峠」で有名な大菩薩嶺(2057m)です。

「大菩薩峠」は日本全国で恐らく一番名のしれた「峠」と言っていいかもしれません。

朝6時我が家を出発、目的地の上日川峠ロッジ長兵衛の駐車場に8時20分到着しました。

途中細いくねくね道を上がっていきますが、平日のためか全く車に合わず、きっと駐車場はガラガラと思いきや、ビックリ!

すでに数十台の車が駐車してありました。どこから湧いてきたのでしょう?

お天気も良し!私と山の相棒夫も早速準備し、8時40分スタート!


<白線を時計周りに歩きます>

 

 福ちゃん荘までは舗装された林道を歩きます。約30分。はや息切れのする私。

大菩薩峠と言えば、私たちの世代の中には、もうひとつの事件を連想される方もいらっしゃるでしょう。

赤軍派のアジトのひとつでもあったのが、この福ちゃん荘です。この話は横に置いておいて・・・。

ここで道が右と左に分かれます。右は大菩薩峠介山荘まわりで大菩薩嶺へ。やや長い緩やかな上りです。

 

左は唐松尾根を経て一気に大菩薩嶺に向かうやや急登もある山道です。

私達は左の唐松尾根経由で大菩薩嶺を目指しました。

タケカンバやブナ、カラマツの樹林に囲まれた平坦な山道あり、また石や岩ゴロゴロのややきつい上りもあり。

 

さすがに2000m級の山、、爽やかなひんやりとし初夏の風がやや汗ばんだ身体に心地よく、梅雨とは思えぬ清清しさです。

上り始めて1時間50分、雷岩に到着。ここからさらに道標に従って10分登ると大菩薩嶺頂上です。

ここは山頂と言っても、深い針葉樹林に覆われ、展望はありません。5月末友達と登った浅間嶺に似ていますね。

再び雷岩まで戻り、岩のテッペンで雄大な景色を眺めながらお弁当タイム。至福のひと時です。


<雷岩からの眺め>

 

ザックは軽くなったけれど、身体は重くなった!さ~歩こう!12時雷岩をスタート、大菩薩峠を目指して稜線を歩きます。

ここから介山荘までがこの山のハイライト!

明るい開開放的な尾根道からは快晴の日には、八ヶ岳連峰、南アルプス、奥秩父連山など、素晴らしい展望が望めるようですが、残念ながらこの日は次第に雲が厚くくなり、靄もかかりよく見えませんでした。


<親不知の頭からの遠望 左下は上日川ダム>

東京近郊で南アルプス全山を視野に収めることができるのはこの稜線だけではないかと言われているそうです。

超一級と言われるその大展望が観れることを保証してくれるのなら、何度来てもいいと思えるほど、
観たかった景観ですが、残念。スタート時はあんなに青空だったのに~。

それでも稜線歩きは気持ちよく、それも下りですからルンルン気分で歩けます。

それにしてもお花が少ない!やっと見つけたお花がこのレンゲツツジと可愛い白い小花。

白い小花は「ツルシロガネソウ」というのだそうです。植物博士「山小屋さん」に教えて頂きました。

初めて聞いた花の名前です。稜線のあちらこちらに群生していました。

前半同様ところどころ露出した岩もありますが、それもたいしたことは無く、賽の河原、親不知の頭を経て、
いよいよ大菩薩峠の介山荘が見えてきます。

ここで大休止、ミルクキャンディーが美味しかった!


<山登りの相棒であり、師でもある夫>

 

ここからはもう簡単。ブナに覆われた歩き易い山道を沢音を聞きながら、上日川峠まで一気に下ります。

午後からはやや不安定なお天気で、怪しい雲に不安を感じることもありましたが、
頼りになる山男の夫がついていますから、大丈夫。無事下山しました。

なんていいながらこの無様な私です。こんな平坦な道でズル~!

 
<お尻が重たくて・・・ドッコイショ

これでまたひとつ百名山を制覇したぞ~!

そして愛車で出かけたときの定番コ-ス、帰路は温泉です。あ~いい湯だな  

私の山行き記録、長々とお付き合い下さり有難うございます。

 

 

 

コメント (14)
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