夫の骨折を決してエスカレーターのせいにするわけではありません。
怪我の原因は間違いなく夫にあります。
今回夫が転倒し、初めてエスカレーターには危険がいっぱいあるということに気づきました。
最近よく見かけるのが、乗降口の数ステップが水平、また途中でいきなり水平になるエスカレーター。
これはお年寄りの安全性を考慮して作られたと聞いたことがあります。
夫もは元気ですが紛れもない高齢者!、でもそんなエスカレーターで彼は転倒しました。
このタイプのエスカレーターでは普通のエスカレーター以上に気を付けなければならない点があります。
まず水平部分もいずれ階段状になるのですから決して境目には立たないことです。
境目に足がかかっているといきなり階段状になったとき転倒する危険性があります。
また歩かないこと!夫はエスカレーターでもいつも歩くタイプの人です。
今回も歩きながら後ろを振り向いた瞬間に水平部分がいきなり階段になり、
振り向いていたこともあり、足が無意識に水平に動いて躓いてしまったようです。
忘年会の帰りということもあり、注意散漫、足元も多少おぼつかなかったのかもしれません。
シラフであれば決して転ぶことはなかったでしょう。
また途中部分が水平になるエスカレーター。このタイプのエスカレータには乗ったことはありませんが、
下りは怖いでしょうね。これこそ歩いていると危険です。下りで転倒すると死亡事故にもつながります。
最近のエスカレーターは交通機関の普及により地下へ地下へと潜りつつあります。特に大都会で。
下を見下ろすと何だかぞっとすることもありますよね、まるでどこかへ吸い込まれるようで。
周囲が見渡せればまだしも、トンネルのようなエスカレータは閉所恐怖症、高所恐怖症の方は利用したくないでしょう。
普段は殆ど無視しているエスカレーター乗降に際しての注意を促すアナウンサー。
先日デパートでエスカレーターを利用する際、夫の怪我を思い出し、改めて耳を傾けました。
エスカレーターでは歩くのは止めましょう!本来は歩行禁止です。
急ぐ人のために片側を空けるという習慣は、全国共通のようですが、これってルールでも何でもないのですよね。
エスカレーターは立ち止まって乗ることを前提に設計された乗り物だそうです。
しかし、しかしです!
場所によっては、特に駅では階段の増設が難しく、混雑解消のため、歩行禁止を強制できないところがあるようです。
エスカレーターを歩行禁止にすることにより、ホームの混雑が解消されず、かえって転落事故を招きかねないとか。
確かに!それは一理あります。
それでも高齢者は急ぎの用事もないでしょう。余裕をもって出かけ、エスカレーターは手すりをもって立つ、歩かない!
運動のため歩きたいなら探してでも階段を使う!これに徹したいです。夫にもそれを強く言いました。
夫の上腕骨外科頚骨折は決して甘く見てはいけない骨折のようです。
私の通院している整骨院でも姉が通院している整骨院でも、異口同音にリハビリが大変と言われます。
最低3~4ヶ月、半年かかる方も多いとのこと。前途多難ですよ、お父さん!
先日の晴れ渡った日曜日、多摩川河川敷の遊歩道を二子玉川まで7キロ夫婦で歩きました。
ゆっくりペースで。まだ振動で痛むようですから。
それでも私も夫も長距離の久しぶりのウォーキングです。気持ちよかった!
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