6月22日は孫息子の13歳のお誕生日でした。
先日の日曜日、長男家族と孫息子Y君のお祝いにランチをご馳走。
中学生になった孫息子に良いプレゼントが思いつかず、本好きの彼のために図書券のプレゼントです。
そしてそれ以外に私の選択で1冊是非ともプレゼントしたい本がありました。
吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」。
中学生であるコペル君こと「本田潤一」少年と叔父さんとの交換日記のようなもの。
いろいろな場面に遭遇するコペル君の体験を通して「どう生きるか」を考えさせるもの。
我が子(孫息子の父親)が中学生のころ、息子にもプレゼントし、自分も読んだ記憶があるようなないような?
Y君にプレゼントする前にもう一度読んでみようと、図書館で借りてきました。
う~ん、これは難しい!中学生になったばかりのYくんに理解できるだろうか?
まだ最後まで完読できていないけれど、思い切ってプレゼントすることにしました。
但し漫画版を!
この本が漫画化されていることをネットで知り、目を通した結果、
これならおおむね理解できるのではと思いました。
当日そのプレゼントを見た息子は、この本のことはもちろんよく知っていて、
「漫画でもかなり長い文章がところどころ挿入されてるし、完璧に理解するのはちょっと無理」と申します。
「大人でも難しい部分があるよね」とも。確かにその通りです。
TVもパソコンも携帯電話もなかった80年前、そんな昔に書かれた本とはとても思えません。
でもおばあちゃんはこの本に書かれていることが100%理解できなくても、
Y君が何度か読み、何かを感じ取ってくれればそれでいいと思っています。
書かれてある内容は古今東西問わず、極めてまともな普遍的なことですから。
中学生になりただいま反抗期真っ只中のY君!母親への風当たりが強いようです。
でもこれも成長の証。心と身体のアンバランスが引き起こす思春期の男の子の特徴です。
皆で大きな目でゆったり構えて彼の成長を見守りましょう。お嫁ちゃんも頑張れ!
おじいちゃん、おばんちゃんには少しも昔のY君とは変わらず可愛いのだけれどね。
会えて沢山お話ができて嬉しかったよ。中学生活エンジョイしてください。ファイト!