雪による被害も出ている日本列島。
私の住む地域は幸い雪は殆ど降らず、今年に入ってからも好天が続きました。
しかし先日は久しぶりのお湿りがあり、また今日は今に冷たいものが落ちてきそうな曇天です。
そんな中、毎年この時期に行なわれる多摩川河川敷での「どんど焼き」。
今年も松飾を無病息災、五穀豊穣を願って燃やしてきました。
「どんど焼き」は1月15日前後に行われる日本の伝統行事です。
松の内まで飾ってあった松飾やしめ縄、玄関飾り、書き初めなどお正月にまつわる縁起物を、
それらを目印にやってきてくれた年神さまを煙と共に見送る行事だそうです。
最初から見るのは今回が初めてです。
まず神主さんがお祓いをし、地域の代表者が拝み、いよいよ点火です。
消防車のホースから、火の粉や灰がが飛び散る方向に多摩川からくみ上げた水がまかれます。
消火の後、その灰を持ち帰り自宅の庭に撒くと、家内安全無病息災のご利益があるようです。
先日ウォーキングの際、ラジオを聴いていて、今更ながら知り、なるほどと思ったことがあります。
大掃除は自分のためにするのではなく、年神様を我が家にお迎えするための準備なのですね。
そして松飾やしめ縄は、お掃除が終わりました、神様いつでもどうぞお入りくださいという目印なのだそうです。
ですから私のように大掃除なんていつやってもいいのよという考えは罰当たりだと気付きました。
今年から年末の大掃除は心を込めてやりましょう。