世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

新しい挑戦 第一歩を踏み出しました

2025年01月24日 | 音楽

子供のころからの夢でした。ピアノの弾ける女の子!

まだ戦後と言える私の子供時代、ピアノは超贅沢品でした。

今でも忘れることができません。洋館のお部屋から流れるピアノの美しい音色。

その方は憧れのお姉さまでした。お名前を「トキちゃん」。私より4~5つ年上だったかしら?

そしてもうおひとり、2軒先、東京から転勤で越していらしたお宅の女の子。

こちらは私に近い年齢だったような。やはりピアノが上手でした。

こちらのお宅へはよく遊びに行き、ピアノに触らせてもらっていました。

その頃私はバレエを習っていましたが、ピアノも習いたいと母におねだりしたことがあります。

しかしバレエを止める気は全くありませんでしたので、時間的にも経済的にも無理な話。

 

そこで子どものころの夢を今この歳になって実現させようというわけです。

なんという無謀なことでしょう

人生最後の趣味として、多少足腰が立たなくなってもピアノなら弾ける!

在独時代、子供たち(小学生でした)のピアノのお稽古を「門前の小僧習わぬ経を読む」で、少しかじりました。

とても優しいドイツ人のおばあちゃん先生にドイツ語のお勉強も兼ねて、教えていただいていました。

レッスンが終わるとカフェタイム。とっても楽しい思い出です。

 

ですから少しは弾けるのではないかと思いましたが、とんでもない!指が言うことを効いてくれません。

指ではなく脳ですよね。思うようにならないのは!右手と左手を別々に動かすなんてとてもとても・・・。

これは根気よく練習すれば何とかなるでしょうが、実際に楽譜を前にして思いがけない問題にぶち当たりました。

眼です!目から楽譜までの距離は50センチから70センチ。いわゆる中近距離です。

白内障の手術で手元に焦点をあわせているので、手元を見るときは裸眼で、遠くを見るときは近視用の眼鏡をかけます。

中距離がもっとも見えにくく少しぼやけます。

簡単な曲ならまだよいですが、譜面がぼやけるのは困りもの。昨日体験レッスンを受け、そらが分かりました。

そこで講師の方に相談。楽器をなさる方には楽器演奏用にメガネを新調なさる方が結構いるそうです。

私も一つ中距離に焦点のあったピアノ用メガネを作ろうと思っています。

はっきり言って、いろいろお金のかかる趣味です。

何しろこの年齢ですので、ハンディはいくつかあり、いつまで続けられるか分かりませんが、

やりたいと思ったことは今やらなくていつやる!もう残り少ない人生ですもの、明日の命は分かりません。

そこで「初めてのピアノ」「大人のピアノ」コースからスタートです。

この新しい挑戦、まだまだ書きたいことがたくさんあります。この続きはまたいつか。

 

 

 

コメント (6)
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